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Rh式血液型とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > Rh式血液型の意味・解説 

アールエッチしき‐けつえきがた【Rh式血液型】

読み方:あーるえっちしきけつえきがた

血液型の一。Rh因子有無によってRh(+)とRh(−)とに分類日本人の約99.3パーセントRh(+)。胎児父親Rh因子受け継ぐので、父親Rh(+)、母親Rh(−)のときは母子血液型不適合となり、新生児溶血性黄疸起こす危険がある。


Rh式血液型

同義/類義語:Rh式
英訳・(英)同義/類義語:Rh type blood group, Rh type

Rh抗原有無による血液型で、日本人ではマイナスが多い
「生物学用語辞典」の他の用語
現象や動作行為に関連する概念:  RNAエディティング  RNA編集  RNA輸送  Rh式血液型  R型  S型  XO型

Rh式血液型 ( Rh blood type )

Rh式血液型にはCとc、Dとd、Eとeの3組組み合わせによる8種類あります。とくにD因子が重要で、この型が一致しない血液輸血したとき胎児赤芽球症(たいじせきがきゅうしょう=胎児血球破壊され、強い溶血黄疸起こす病気)などを起こす可能性があるため、輸血時にはかならず検査されます。

Rh式血液型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 04:56 UTC 版)

血液型」の記事における「Rh式血液型」の解説

詳細は「Rh因子」を参照 赤血球膜の抗原による分類法1940年ごろから明らかにされた。現在は40種以上の抗原発見されている。そのうち主要なものはC対c・Dd・E対eの3対6種類因子で、その中でも特に強い反応をするD抗原有無についての情報陽性陰性として表示することが最も多い。すなわち、Rh+D抗原陽性)とRh−(D抗原陰性)である。なお、抗原Dは「抗原Dがあれば大文字D、なければ小文字dの表現型。」になるため、Dとd双方遺伝子を持つ場合普通にD抗原作られるので完全に優性遺伝をする(遺伝子がDDでもDdでもD型、ddのみd型)が、CやEの場合は「C (E) という種類抗原がある」と大文字、「c (e) という抗原がある」と小文字表現型になるので両方遺伝子を持つと不完全優性遺伝をして、遺伝子型CCCcccEEEeeeそれぞれ表現型異なるためCcEeという表現型になる、このため基本6因子だけでも18通り血液型がある。 Rh−型の人にRh+型の血液輸血すると、血液凝集溶血などのショック起こす可能性がある。Rh−型の女性Rh+型の胎児妊娠することが2回以上になると病気流産原因となることがある日本人の99.5%はRh+である。

※この「Rh式血液型」の解説は、「血液型」の解説の一部です。
「Rh式血液型」を含む「血液型」の記事については、「血液型」の概要を参照ください。

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「Rh 式血液型」の例文・使い方・用例・文例

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