SMART研究(滋賀医科大学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:01 UTC 版)
「ディオバン事件」の記事における「SMART研究(滋賀医科大学)」の解説
高血圧を合併した微量アルブミン尿を認める2型糖尿病患者150例(14施設)を対象に、バルサルタン治療群(V群)とアムロジピン治療群(A群)に振り分け、無作為割付非盲検にて6ヶ月追跡調査された。主要評価項目は尿中アルブミン/クレアチニン比(ACR)であった。 ACRの推移は、ベースライン時に比べて試験終了時に V群:68%、A群:118% であり、V群で有意な改善が認められた(p<0.001)。尿中アルブミン排泄量の正常化も V群:23%、A群:11% でV群の方が有意に多く(p=0.011)、退縮(ベースライン時のACRから50%の低下)も V群:34%、A群:16% でV群の方が有意に多かった(p=0.008)。
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SMART研究
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ACR値について、実測値が確認できた661ポイント中、67 ポイント(10.1%)で不一致があった。実測値をプロトコル通りに解析すると、ACR変化率について有意差が消失した(p=0.0702)。血圧の推移については大きな変化は認められなかった。
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