TOICA定期券
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 09:31 UTC 版)
定期券機能を搭載したTOICA。大人用と小児用があり、大人用には通勤定期券のほか、中・高・大学生別の通学定期券もある。新規購入時の発売額は「定期券相当額+デポジット分500円」で、ストアードフェア機能を使用するには、事前のチャージが必要になる。大人用通勤定期券は。TOICAの表示がある指定券券売機、およびTOICAエリアの駅のきっぷうりばで販売し、クレジットカードが使える。また、デポジットは必ず現金での支払いとなる。紛失時の再発行も可能(要手数料)。 記念TOICAを除く通常版TOICAに後から定期券機能を追加することも可能なほか、定期券の適用期間終了後に定期券機能を除去する(TOICA定期券を通常版TOICAに切り替える)ことも可能。 通常版TOICAの機能を同時に利用できる他、定期券区間外となる乗車を下車駅の改札機で自動精算することなどができる。定期券区間と定期券区間外に跨って乗車した場合、定期券を併用した場合と併用しない場合を比べて、安い方の運賃を下車駅の改札時に自動的に判定して精算する。 名古屋鉄道・名古屋市交通局・名古屋臨海高速鉄道・豊橋鉄道との間では、TOICAまたはmanacaによる連絡定期券を、JR西日本・近畿日本鉄道との間ではTOICAまたはICOCAによる連絡定期券、JR東日本・伊豆急行との間ではTOICAまたはSuicaによる連絡定期券、小田急電鉄との間ではTOICAまたはPASMOによる連絡定期券、愛知環状鉄道との間ではTOICAによる連絡定期券を発行することができる。その他の鉄道・バス事業者との連絡定期券としては使用できない。2枚以上の定期券(区間の分割購入など)を利用する場合、障がい者割引を適用している場合は、従来通り磁気定期券を使用する必要がある。
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