V型ATPアーゼ
英訳・(英)同義/類義語:vacuolar ATPase, V-type ATPases
液胞膜に存在するATPアーゼで、水素イオンを輸送し液胞内を酸性に保つ。
V型ATPアーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 03:21 UTC 版)
V型ATPアーゼ(液胞型ATPアーゼ)は膜表面にありATPアーゼ活性を示し、F型ATPアーゼと類似した構造を持つ。V1ドメインと膜内部に存在して物質の透過に機能するV0ドメインを持つ。リソソームやエンドソーム、細胞膜、分泌小胞などに発現しており、V型ATPアーゼ特異位的阻害剤バフィロマイシンA1により機能が阻害される。V型H+ポンプは細胞内pHの調節に関与している。
※この「V型ATPアーゼ」の解説は、「能動輸送」の解説の一部です。
「V型ATPアーゼ」を含む「能動輸送」の記事については、「能動輸送」の概要を参照ください。
- V型ATPアーゼのページへのリンク