XSL
読み方:エックスエスエル
XSLとは、XML文書の表示スタイルを指定するための言語仕様のことである。
XSLはMicrosoft、Inso、ArborTextの3社を中心に提案されたもので、W3Cによって標準化が進められている。
XMLにとってのXSLは、HTMLとってのCSS(Cascading Style Sheet)のようなものであるといえる。しかしHTMLがスタイルに要素を設定する方式をとるのとは異なり、XMLではXSLによって設定されたスタイルをもとにXML文書そのものを変換してしまうという方式がとられる。これによって、XSLはCSSに比べても高度なスタイル設定を施すことが可能となる。
XSL 関数
例 2464. collection.xml
<collection>
<cd>
<title>Fight for your mind</title>
<artist>Ben Harper</artist>
<year>1995</year>
</cd>
<cd>
<title>Electric Ladyland</title>
<artist>Jimi Hendrix</artist>
<year>1997</year>
</cd>
</collection>
例 2465. collection.xsl
<xsl:stylesheet version="1.0" xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform">
<xsl:param name="owner" select=""Nicolas Eliaszewicz'"/>
<xsl:output method="html" encoding="iso-8859-1" indent="no"/>
<xsl:template match="collection">
Hey! Welcome to <xsl:value-of select="$owner"/>'s sweet CD collection!
<xsl:apply-templates/>
</xsl:template>
<xsl:template match="cd">
<h1><xsl:value-of select="title"/></h1>
<h2>by <xsl:value-of select="artist"/> - <xsl:value-of select="year"/></h2>
<hr />
</xsl:template>
</xsl:stylesheet>
定義済み定数
以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。目次
- XSLTProcessor::__construct — 新規 XSLTProcessor オブジェクトを生成する
- XSLTProcessor::getParameter — パラメータの値を取得する
- XSLTProcessor::hasExsltSupport — PHP が EXSLT をサポートしているかどうかを判定する
- XSLTProcessor::importStylesheet — スタイルシートを取り込む
- XSLTProcessor::registerPHPFunctions — PHP 関数を XSLT 関数として利用できるようにする
- XSLTProcessor::removeParameter — パラメータを削除する
- XSLTProcessor::setParameter — パラメータの値を設定する
- XSLTProcessor::transformToDoc — DOMDocument に変換する
- XSLTProcessor::transformToURI — URI に変換する
- XSLTProcessor::transformToXML — XML に変換する
- XSLのページへのリンク