XQuery
読み方:エックスクエリー
XQueryとは、XML文書を検索・抽出するための関数型言語のことである。W3Cによって規格が策定されている。
XQueryは、XML文書における要素や属性を指定するXPathをベースとし、XPath 2.0をサブセットとして包含している。XML文書に対してデータベース照会を行うことが可能であるだけでなく、データの比較、代入など、リレーショナルデータベースのように多様な問い合わせを行うことも可能となっている。
2006年9月現在、XQueryはW3Cによって「勧告候補」(Candidate Recommendation)として規格の策定作業が進められている。
参照リンク
XQuery 1.0: An XML Query Language - (W3C)
XQuery
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/05 19:30 UTC 版)
- 1 XQueryとは
- 2 XQueryの概要
XQuery
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/30 02:54 UTC 版)
名前に "query"(クエリ)とあるが、汎用言語としての機能を持つ。ゼロックスのウェブプログラミングモデルを起源とし、マイクロソフト、オラクル、IBMなどが採用していたデファクトスタンダードだったが、W3C勧告として採用された。XPath 2.0 に基づいている。XQuery のプログラムは XSLT と同様に副作用がなく、機能的にもほぼ同じだが(変数や関数の宣言、W3Cスキーマ型を使った繰り返しなど)、文法は大きく異なる。XQuery はロジック駆動型であり、FOR、WHERE、関数合成(例えば fn:concat("", generate-body(), ""))などを使う。一方、XSLTはデータ駆動型であり、入力文書が条件を満たすとテンプレートが起動される形式であり、コードが書かれている順序に実行されるわけではない。
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