deaf
別表記:デフ
「deaf」とは、耳の不自由な・耳が遠い・耳を傾けないということを意味する英語表現である。
名詞的表現として「耳の聞こえない人たち」を指す場合もある(基本的に複数扱いで用いられる)。その他、方言的な用いられ方で「実っていない」、「実のはいっていない」「粃(しいな)の」という意味を表す場合もある。
副詞形は「deafly」であり、「聞こえないで」や「聞こえないかのように」という意味を表す。
名詞形は「deafness」であり、「耳が聞こえないこと」や「耳を貸さないこと」という意味を表す。
「聾唖(ろうあ)(口がきけず、耳が聞こえない)」の状態を指す。聾唖者を指す場合は「deaf-mute person」や「deaf-mute people」と言った表現を用いる。
現在では、ある程度の会話能力はあるものの、話し方や声が不必要に注目を浴びてしまう等の理由によって、あえて話さないことを選択した人々を指す表現として用いられている。こうした背景を無視して使用すると、時に軽蔑的な表現とも取られかねないため、単に「deaf」と表現する方が好ましいとする見方もある。
また、「(言語習得以前の難聴が原因で)ことばを話せない・聾唖の」という意味で「deaf without speech」といった表現が用いられる場合もある。
「盲ろう(視覚と聴覚の両方に障がいのある)」を指す。アメリカでは、「deaf-blind」の代表的存在であるヘレン・ケラーの業績に基づき1967年に「Helen Keller National Center for Deaf-Blind Youths and Adults(HKNC)」が設立された。日本語では「アメリカ国立ヘレン・ケラー・センター」等と表記される。
「音を聞き分ける能力がない(=音痴な)」という意味を表す表現である。基本的には歌唱能力が劣る人を指す表現として用いられるが、ある特定の状況に対する感覚が鈍いこと、ないしは劣っていることを指す場合にも用いられる。例文にすると、「Many politicians are tone-deaf to the anxieties of the average voter(多くの政治家は、一般の有権者の不安に対して無頓着(無関心)である)」といった表現になる。
片耳が聞こえない状態を表す。
「耳が遠い」という意味で用いられることもある。例を挙げると、「I am getting increasingly deaf.(ますますに耳が遠くなりつつある)」「He is exceedingly deaf.(非常に耳が遠い)」と言った表現になる。
また、「耳を貸さない」という意味で用いる場合は、「She was deaf to all my requests for money.(彼女は金を求める私の頼みにまったく耳を貸さなかった)」「He was utterly deaf to my pleas.(彼は私の嘆願に耳を全然傾けなかった)」「He was deaf to his mother's remonstrances. (彼は母の訓戒に耳を貸そうとしなかった)」といった表現になる。
その他、「None is so deaf as those who won't hear.」の形で「聞こうとしない者ほど耳の聞こえない者はない」という意味のことわざ表現として用いられることもある。
名詞的的に用いる場合は、「a school for the deaf(聾学校)」、「found the institutions for the blind and deaf(盲ろう者のために施設を作る)」といった表現になる。
「deaf」とは、耳の不自由な・耳が遠い・耳を傾けないということを意味する英語表現である。
「deaf」の基本的な意味
「deaf」は主に「耳の不自由な」、「耳の聞こえない」、「耳が遠い」という意味で用いられる形容詞である。「(嘆願・忠告などに)耳を傾けない」のように、自発的に他人の言うことを聞こうとしない様を表す表現としても用いられる。また、「音を聞き分ける能力がない」という意味で、主に「tone-deaf」の形で俗語表現として用いられる場合もある。名詞的表現として「耳の聞こえない人たち」を指す場合もある(基本的に複数扱いで用いられる)。その他、方言的な用いられ方で「実っていない」、「実のはいっていない」「粃(しいな)の」という意味を表す場合もある。
副詞形は「deafly」であり、「聞こえないで」や「聞こえないかのように」という意味を表す。
名詞形は「deafness」であり、「耳が聞こえないこと」や「耳を貸さないこと」という意味を表す。
「deaf」の語源
「deaf」の語源は古英語の「dēaf」である。「ぼんやりとした」が原義であり、転じて現在の「耳の不自由な」といった意味合いで用いられるようになった。「deaf」の発音・読み方
「deaf」の発音記号は「déf」である。カタカナで表記すると「デフ」のような読み方となる。頭の「デ」に当たる部分は、日本語の「エ」よりも唇を横に広げて発声するようなイメージとなる。「deaf」を含む英熟語・英語表現
「deaf-mute」とは
「聾唖(ろうあ)(口がきけず、耳が聞こえない)」の状態を指す。聾唖者を指す場合は「deaf-mute person」や「deaf-mute people」と言った表現を用いる。
現在では、ある程度の会話能力はあるものの、話し方や声が不必要に注目を浴びてしまう等の理由によって、あえて話さないことを選択した人々を指す表現として用いられている。こうした背景を無視して使用すると、時に軽蔑的な表現とも取られかねないため、単に「deaf」と表現する方が好ましいとする見方もある。
また、「(言語習得以前の難聴が原因で)ことばを話せない・聾唖の」という意味で「deaf without speech」といった表現が用いられる場合もある。
「deaf-blind」とは
「盲ろう(視覚と聴覚の両方に障がいのある)」を指す。アメリカでは、「deaf-blind」の代表的存在であるヘレン・ケラーの業績に基づき1967年に「Helen Keller National Center for Deaf-Blind Youths and Adults(HKNC)」が設立された。日本語では「アメリカ国立ヘレン・ケラー・センター」等と表記される。
「tone-deaf」とは
「音を聞き分ける能力がない(=音痴な)」という意味を表す表現である。基本的には歌唱能力が劣る人を指す表現として用いられるが、ある特定の状況に対する感覚が鈍いこと、ないしは劣っていることを指す場合にも用いられる。例文にすると、「Many politicians are tone-deaf to the anxieties of the average voter(多くの政治家は、一般の有権者の不安に対して無頓着(無関心)である)」といった表現になる。
「deaf of an ear」とは
片耳が聞こえない状態を表す。
「deaf」の使い方・例文
耳の不自由な状態であることを表す場合は、「congenitally deaf(生まれつき耳が聞こえない)」「She's been deaf since birth.(彼女は生まれた時から耳が聞こえない)」といった形で表現する。「耳が遠い」という意味で用いられることもある。例を挙げると、「I am getting increasingly deaf.(ますますに耳が遠くなりつつある)」「He is exceedingly deaf.(非常に耳が遠い)」と言った表現になる。
また、「耳を貸さない」という意味で用いる場合は、「She was deaf to all my requests for money.(彼女は金を求める私の頼みにまったく耳を貸さなかった)」「He was utterly deaf to my pleas.(彼は私の嘆願に耳を全然傾けなかった)」「He was deaf to his mother's remonstrances. (彼は母の訓戒に耳を貸そうとしなかった)」といった表現になる。
その他、「None is so deaf as those who won't hear.」の形で「聞こうとしない者ほど耳の聞こえない者はない」という意味のことわざ表現として用いられることもある。
名詞的的に用いる場合は、「a school for the deaf(聾学校)」、「found the institutions for the blind and deaf(盲ろう者のために施設を作る)」といった表現になる。
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