average
「average」とは・「average」の意味
「average」は、英語で「平均」という意味を持つ単語である。形容詞としては、「平均的な」や「普通の」という意味で使われることが多い。また、動詞としては、「平均を求める」という意味で用いられる。「average」の発音・読み方
「average」の発音は、アヴァリジ(/ǽvərɪdʒ/)と読む。アクセントは最初の音節に置かれる。「average」の略語
「average」の略語には、「Ave」と「AVG」があるが、「AVG」の方が一般的である。特にコンピュータやスプレッドシートの世界では、「AVG」がよく使われる。「average」の語源・由来
「average」の語源は、古イタリア語の「avaria」であり、荷物の損失や損害を意味していた。その後、中世フランス語の「avarie」を経て、英語に取り入れられ、「average」となった。現在の「平均」の意味は、損失や損害を分散させることから派生したと考えられる。「average」と「mean」の違い
「average」と「mean」は、どちらも「平均」を意味する英単語であるが、使われる文脈が異なる。「average」は一般的な会話や文章でよく使われるのに対し、「mean」は数学や統計学の専門的な文脈で用いられることが多い。「average」を含む英熟語・英語表現
「on average」とは
「on average」は、「平均して」という意味で使われる英語表現である。例えば、「On average, I sleep 7 hours a day.(私は平均して1日7時間寝る。)」のように用いられる。「in average」とは
「in average」は、「平均的に」という意味で使われることがあるが、正確な表現は「on average」であるため、「in average」はあまり使われない。「AVERAGE関数」とは
「AVERAGE関数」は、スプレッドシートやエクセルなどの表計算ソフトウェアで用いられる関数であり、指定された範囲のセルの平均値を求める機能を持つ。例えば、「=AVERAGE(A1:A10)」と入力すると、A1からA10までのセルの平均値が計算される。「average」の使い方・例文
1. The average temperature in this city is 20 degrees Celsius.(この都市の平均気温は20度です。)2. She scored an average of 90 points on her exams.(彼女は試験で平均90点を取った。)
3. The movie was just average, not particularly good or bad.(その映画は平均的で、特に良くも悪くもなかった。)
4. To calculate the average, add up all the numbers and divide by the total count.(平均を求めるには、すべての数を足してから、総数で割る。)
5. The average age of the employees in this company is 35.(この会社の従業員の平均年齢は35歳です。)
6. On average, he reads three books a month.(彼は平均して1ヶ月に3冊の本を読む。)
7. The average cost of living in this city is quite high.(この都市の生活費の平均はかなり高い。)
8. The team's average score this season is 80 points.(チームの今シーズンの平均スコアは80点です。)
9. The average height of Japanese men is 171 cm.(日本人男性の平均身長は171センチメートルです。)
10. The average life expectancy in this country is 82 years.(この国の平均寿命は82歳です。)
アベレージ【average】
代表値 average
平均
平均
平均(へいきん、英: mean, average, 独: Mittelwert, 仏: moyenne)または平均値(へいきんち、英: mean value, average value)とは、数学・統計学において、数の集合やデータの中間的な値を指す。欧米語の原意の中間(値)などと和訳することは少ない。
狭い意味での中間値にとどまらず、算術平均(相加平均)・幾何平均(相乗平均)・調和平均・対数平均など様々な種類で用いられる。一般的には特に算術平均を指し、集合の要素の総和を要素数で割ったものである[1][2]。
算術平均を用いる際の注意
科学観測や社会調査から得られるデータでは、算術平均を代表値の一つとして用いる。算術平均が中央値、最頻値、中点値と比べてデータの特徴をよく表すものかどうかを検討する必要がある。正規分布に近い場合は算術平均と標準偏差を用いることは適切だが、そうでない分布の場合は、算術平均値が度数の多い値を示すとはいえない。
例えば、国民(例えば日本人)の所得について考える。このデータでは、一部の高所得者が算術平均値を引き上げてしまい、算術平均値をとる世帯は実際にはほとんどいないということになる。よってこの場合正規分布には従わない。日本の国税庁の民間給与実態統計調査によると、平成29年度の場合、給与所得の算術平均値は423万円だが、最頻値は300万円~400万円の区分であり、ずれている[3]。従って、一般的な世帯の所得をとらえるには中央値や最頻値が有効であるが、所得は97%~99%は所得の対数値が正規分布(対数正規分布)に従っているため[4]、所得の対数値の算術平均、つまり幾何平均を用いるのが適切な所得の代表値であるともいえる。
分布が左右対称でない時、中央値、最頻値を用いると良い場合もある。また、飛び抜けた値(外れ値)がごく少数の場合には、最大と最小を除外した刈込平均(トリム平均)を用いることもある。平均が中央値、最頻値、中点値と乖離している場合は刈込平均を含めた平均以外の使用を考えるとよい[5]。
統計学
統計学では、平均値とは普通は算術平均(相加平均)のことを指す。これはデータの値から算術的に計算して得られる統計指標値の一つである。
母平均と標本平均
統計学では平均には母平均と標本平均がある。母平均は、母集団の相加平均のこと。標本平均は、抽出した標本(母集団の部分集合)の相加平均のこと。母平均を μ、標本平均を m と書いて区別する場合がある[6][7]。
相加平均
算術平均(さんじゅつへいきん、英: arithmetic mean, 独: arithmetisches Mittel, 仏: moyenne arithmétique)とも呼ぶ。
相加平均は
Average
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 03:06 UTC 版)
「Portable Network Graphics」の記事における「Average」の解説
※この「Average」の解説は、「Portable Network Graphics」の解説の一部です。
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