dispose
別表記:ディスポーズ
「dispose」とは、配置する・処分する・その気にさせる・片付けるという意味の英語表現である。
「その気にさせる」という表現においては、「Are you disposed to try?(あなたは挑戦してみたいですか?)」や「The children's poverty disposed me to help them.(こどもたちは貧しかったので、私は彼らを助けてあげたくなりました)」などという表現になる。「何かがその人を、~という気持ちにさせる」という意味なので、相手をそそのかして何かをさせるようなニュアンスだけでなく、様々な場面で用いることができる。
覚え方としては「dis(離れて)」+「pose(置く)」と分離させ、「離して置く」という意味から、「置く場所を決める(配置する)」や「不要になった(離れた)ので、処分する(置く)」などと関連付けて覚える方法がある。また、「ディスっているポーズで配置(処分)する」など語呂合わせで覚える方法もある。
「dispose of」とは、「~を処理する、処分する、打ち負かす、解決する」という意味を持つ英語表現である。このような「動詞+前置詞」の英語表現は「句動詞(群動詞)」という。使い方は必ずこの語順で用い、また前置詞「of」を他に置き換えることはできない。「dispose of」はフォーマルよりの表現のため、文語に多く、口語ではあまり使われない傾向にある。言い換える場合は「get rid of」や「throw away」などを使う。
「disposer」とは、「生ごみ処理機」を意味する英単語である。英語圏では「disposal」とも呼ばれるが、日本においてはカタカナ読みした「ディスポーザー」という和製英語も定着している。家電製品の一種で、シンクの下に接続している排水設備に取り付け、生ごみを粉砕して下水に流すことができる。ごみの処理日まで生ごみが溜まらないため衛生的であるが、環境への影響などを懸念する声もある。
なお、「dispose」を使ったことわざとして「Man proposes, God disposes.」という表現があり、直訳すると「計画は人にあり、決裁は神にあり」で、日本語に置き換えると「人事を尽くして天命を待つ」となる。
「dispose」とは、配置する・処分する・その気にさせる・片付けるという意味の英語表現である。
「dispose」とは・「dispose」の意味
「dispose」とは、「~を配置する、(~したいと人に)思わせる、片付ける、決着させる」といった他動詞、「処分する、取り決める」といった自動詞の意味を持つ英単語である。コアの意味は「配置する」である。なお、「dispose」単体ではなく、後ろに前置詞の「of」をつけた、「dispose of」という表現で用いられることも多い。三人称単数現在形「disposes」、現在分詞「disposing」、過去形・過去分詞「disposed」のように規則変化する。「その気にさせる」という表現においては、「Are you disposed to try?(あなたは挑戦してみたいですか?)」や「The children's poverty disposed me to help them.(こどもたちは貧しかったので、私は彼らを助けてあげたくなりました)」などという表現になる。「何かがその人を、~という気持ちにさせる」という意味なので、相手をそそのかして何かをさせるようなニュアンスだけでなく、様々な場面で用いることができる。
覚え方としては「dis(離れて)」+「pose(置く)」と分離させ、「離して置く」という意味から、「置く場所を決める(配置する)」や「不要になった(離れた)ので、処分する(置く)」などと関連付けて覚える方法がある。また、「ディスっているポーズで配置(処分)する」など語呂合わせで覚える方法もある。
「dispose」の発音・読み方
「dispose」の発音記号は「dispóuz」であり、カタカナ読みすると「ディスポゥズ」となる。「dispose」の語源・由来
「dispose」の語源は、「配置する」といった意味を持つラテン語「dispono」に由来するとされる。「dispose」の派生語
「dispose」から派生した言葉が三つある。第一に「乗り気の、~になりがちの、配置された」といった意味を持つ形容詞「disposed」、第二に「処分、廃棄、売却、自由に使えるもの、配置、生ごみ処理機」といった意味を持つ名詞「disposal」、第三に「使い捨てできる、自由に使える」という形容詞、および「消耗品、使い捨て品」といった意味を持つ名詞「disposable」である。「dispose」を含む英熟語・英語表現
「dispose of」とは
「dispose of」とは、「~を処理する、処分する、打ち負かす、解決する」という意味を持つ英語表現である。このような「動詞+前置詞」の英語表現は「句動詞(群動詞)」という。使い方は必ずこの語順で用い、また前置詞「of」を他に置き換えることはできない。「dispose of」はフォーマルよりの表現のため、文語に多く、口語ではあまり使われない傾向にある。言い換える場合は「get rid of」や「throw away」などを使う。
「dispose」に関連する用語の解説
「disposer」とは
「disposer」とは、「生ごみ処理機」を意味する英単語である。英語圏では「disposal」とも呼ばれるが、日本においてはカタカナ読みした「ディスポーザー」という和製英語も定着している。家電製品の一種で、シンクの下に接続している排水設備に取り付け、生ごみを粉砕して下水に流すことができる。ごみの処理日まで生ごみが溜まらないため衛生的であるが、環境への影響などを懸念する声もある。
「dispose」の使い方・例文
「dispose」は「配置する・処分する」といった意味を持つ英単語のため、「He disposed the dishes on the table.(彼はテーブルにお皿を並べた)」や「She may dispose of all hers precious books.(彼女は自分の大切な本を処分してしまうかもしれない)」、「Tuesday is the day to dispose of combustible garbage.(火曜日は可燃ごみを出す日だ)」、「How should I dispose of the PET bottles?(ペットボトルの捨て方は?)」といった使い方ができる。例文の通り、「~を捨てる」という意味の場合は「dispose of」となる点に注意が必ようである。また、「その気にさせる」という意味においては「This movie disposed me toward sleep.(この映画は眠くなる)」や「The high salary disposed me to accept the transfer.(給料が高かったので、転職を受け入れる気持ちになりました)」などと使うことができる。なお、「dispose」を使ったことわざとして「Man proposes, God disposes.」という表現があり、直訳すると「計画は人にあり、決裁は神にあり」で、日本語に置き換えると「人事を尽くして天命を待つ」となる。
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