janitor
別表記:ジャニター、ジャニタ
「janitor」とは、「管理人」「用務員」などの意味があり「ビル」「学校」などの建物の維持を管理するために雇われた人を表す際に用いられる英単語である。
また、「janitor」の形容詞は「janitorial」で、「管理人の」「清掃員の」「ビル管理の」などの意味があり、建物の管理に伴う表現をする際に使用される。管理人が常駐する「守衛室」を「a janitorial closet」、ビルや学校など大きな建物の清掃業務を「janitorial services」と表現できる。主に「管理人をしている」か「管理人の仕事をしている」などの表現で、「janitor」と使い分ける。
「janitor」とは、「管理人」「用務員」などの意味があり「ビル」「学校」などの建物の維持を管理するために雇われた人を表す際に用いられる英単語である。
「janitor」とは・「janitor」の意味
「janitor」とは、「管理人」「清掃員」「用務員」などの意味を持つ英単語である。複数形は「janitors」と表記される。「School janitor」で「校務員」「学校用務員」、「Building janitor」で「ビルの管理人」という意味となる。比喩的な表現として、仮に設置される「暫定政府」の意味としても使用でき、同意語には「caretaker government」がある。現代英語の祖語である「古英語」では、「門番」「門衛」という意味で使用されていた。「清掃員」「掃除をする人」という意味の単語としては「cleaner」が挙げられるが、「janitor」は「清掃する人」ではなく「管理人」であり、「清掃」はあくまで仕事の一つである。また、「janitor」の形容詞は「janitorial」で、「管理人の」「清掃員の」「ビル管理の」などの意味があり、建物の管理に伴う表現をする際に使用される。管理人が常駐する「守衛室」を「a janitorial closet」、ビルや学校など大きな建物の清掃業務を「janitorial services」と表現できる。主に「管理人をしている」か「管理人の仕事をしている」などの表現で、「janitor」と使い分ける。
「janitor」の語源
「janitor」の語源は、「二重扉の門(ianua)の〜する人(-tor)」である。印欧語根の「hey-(行く)」がラテン語の「ianus(アーケード)」となり、「ianua+-tor」やラテン語の「ianitor(門番)」を経て「janitor」に派生した。「January(1月)」も同じ語源を持ち、語源の「ianua(二重扉の門)」は「1月=その年の門が開く月」というふうに連想できる。「janitor」の発音・読み方
「janitor」の発音・読み方は、アメリカ英語は「dʒˈænəṭɚ」、イギリス英語は「dʒænʌtɜ:」である。カタカナ語読みをすると「ジャニター」となる。複数形の発音は「dʒænʌtɝz」。「æ」は日本語の「ア」ではなく、「ア」と「エ」の中間の音であり、口を逆三角形にして発音する。日本語で「キャット」の「キャッ」と言うと、自然と逆三角形になる。アメリカ英語の発音では、最後に「r」の音が入るのが特徴である。また、イギリス英語では「nʌ」になるため、気持ちアメリカ英語よりも強く発音する傾向にある。「janitor」の覚え方
「janitor」の覚え方には、「jani」と「tor」を分割する方法が挙げられる。「jani(ianua)」は「門」、「tor」は「する人」という意味である。そのため、「門(jani[ianua])を護衛(管理)する人(tor)=管理人」のようにイメージして覚える。「janitor」の類語
「janitor」の類語には、「caretaker」「custodian」などが挙げられる。ともに「管理人」の意味を持つが、「caretaker」は「介護者」「ヘルパー」、「custodian」は顧客の株券・証券を保管する「証券保管機関」という意味も併せ持つ。元々はフランス語であるが、「concierge(コンシェルジュ)」も「janitor」の類語である。アパートなどの「管理人」という意味を持つほか、ホテルにおいては客の要望に応じたり、代行・案内をしたりする「総合世話係」という職務を意味する。また、「doorkeeper」は「門番」「門衛」「玄関番」という意味があり、「古英語」としての「janitor」の類語にあたる。「janitor」と「custodian」の違い
「janitor」と「custodian」の違いは、「地域」「方言」によって意味が異なる点である。一部の方言では、学校の用務員だけに「janitor」を使用する場合がある。ただし、一般的には言い方が違うだけで、どちらの単語も「管理人」という同じ意味で使用される同義語である。「janitor」の使い方・例文
「janitor」の使い方・例文としては、「His work is a janitor.(彼の仕事は用務員だ。)」、「He works as a school janitor more than 30 years.(彼は学校用務員として30年以上勤めている。)」、「He was hired as a junior high school janitor.(彼は中学校の用務員として採用されることとなった)」、「The janitor at my school is a very kind person.(私の学校の用務員はとても親切な人である)」などが挙げられる。また、「管理人を雇う」は「hire a janitor」、「管理人として働く」と表現する場合は「work as a janitor」となる。- janitorのページへのリンク