polka
「polka」の意味・「polka」とは
「polka」とは、19世紀中頃にヨーロッパで生まれたダンス音楽の一種である。チェコ語で「ポーランドの女性」を意味する「polka」から名付けられ、2/4拍子の軽快なリズムと特徴的なステップが特徴である。社交ダンスとして、また音楽として広く世界中で愛されている。「polka」の発音・読み方
「polka」の発音は、IPA表記では /ˈpoʊkə/ となる。IPAのカタカナ読みでは「ポウカ」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「ポルカ」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語ではないため、一定の読み方が存在する。「polka」の定義を英語で解説
「Polka」 is a genre of dance music that originated in the mid-19th century in Europe. It is characterized by its lively 2/4 beat and distinctive steps. As a social dance and music, it is widely loved around the world.「polka」の類語
「polka」の類語としては、「waltz」(ワルツ)、「tango」(タンゴ)、「samba」(サンバ)など、他の社交ダンスや音楽のジャンルが挙げられる。これらはそれぞれ異なる地域や文化から生まれ、独自のリズムやステップを持つ。「polka」に関連する用語・表現
「polka」に関連する用語としては、「step」(ステップ)、「rhythm」(リズム)、「dance」(ダンス)、「music」(音楽)などがある。これらはダンスや音楽における基本的な要素であり、「polka」を理解する上で重要なキーワードである。「polka」の例文
1. "The polka is a popular dance in many European countries."(ポルカは多くのヨーロッパの国々で人気のダンスである)2. "She is learning how to dance the polka."(彼女はポルカのダンスの仕方を学んでいる)
3. "The band played a lively polka at the party."(そのバンドはパーティーで軽快なポルカを演奏した)
4. "Polka music is characterized by its distinctive 2/4 rhythm."(ポルカ音楽は特徴的な2/4のリズムを持っている)
5. "The polka originated in the mid-19th century in Europe."(ポルカは19世紀中頃のヨーロッパで生まれた)
6. "Polka is not only a dance but also a genre of music."(ポルカはダンスだけでなく、音楽のジャンルでもある)
7. "Polka steps are distinctive and lively."(ポルカのステップは特徴的で軽快だ)
8. "Polka is a social dance that is enjoyed by people of all ages."(ポルカは全ての年齢の人々に楽しまれる社交ダンスだ)
9. "The polka is often played at traditional festivals."(ポルカは伝統的な祭りでよく演奏される)
10. "Polka music is often accompanied by accordion."(ポルカ音楽はよくアコーディオンによって伴奏される)
Polka
ポルカ
(polka から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 17:31 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ポルカ(英語・チェコ語など polka)は、1830年頃おこったチェコの民俗舞曲である。速い2拍子のリズムに特徴がある。チェコのほか、タトラ山脈近辺のスロヴァキア、ポーランドなどの山岳地帯にも広がりをみせている[いつ?][どこ?]。
概要
ポルカは、1830年にボヘミアのエルベタイニッツ (Elbeteinitz) あるいはティーネツ (Týnec nad Labem) で、地元のアンナ・スレザク (Anna Slezak) が始めたとされる。
速いテンポ、弾んだステップ、短短長(♪♪♩)のリズムが特徴。19世紀前半にワルツやマズルカと並んで舞踏会で重要な役割を果たすようになった[1]。
クラシック作品としては、シュトラウス一家、カール・ミヒャエル・ツィーラー、ヨーゼフ・ヘルメスベルガー親子、フィリップ・ファールバッハ親子、ベドルジハ・スメタナ、アントニン・ドヴォルザーク、ズデニェク・フィビフ、ピョートル・チャイコフスキーらの作品がある。
スメタナは自作にボヘミアのさまざまな民族舞曲を取り入れたが、とくに好んだのがハプスブルク家の圧制に対する抵抗を象徴するポルカで、多数の作品を書いている[2]。
一方当時ボヘミアを支配していたオーストリア帝国の首都ウィーンでもポルカは流行し、ヨハン・シュトラウス2世は160曲以上のポルカを書いた。『トリッチ・トラッチ・ポルカ』、『ピツィカート・ポルカ』(ヨーゼフとの合作)などは有名。当時のポルカはワルツと同様に2人がペアになって踊るものだったが、抱き合って旋回するワルツがしばしば非難されたのに対し、素朴で明るく健全なポルカは19世紀のヨーロッパで広く受け入れられた[3]。
1950年代後半には、ドイツのウィル・グラーエらの演奏により、「ビア樽ポルカ」(Beer Barrel Polka)や「リヒテンシュタインポルカ」 (Liechtensteiner Polka) などがヒットパレードとして世界的な流行となり、南ドイツや世界各地で行われるビール祭り「オクトーバーフェスト」にも好んで演奏されている。
ポーランドでは、2拍子のポルカのほか、「トラムブランカ (tramblanka) 」、「ポルカ・トラムブランカ (polka tramblanka) 」、「トラムポルカ (trampolka) 」という、3拍子のポルカもある。これはポーランドの3拍子の伝統舞曲にポルカのアレンジを加えたものである。フランスやドイツでは「ポルカ・マズルカ (polka mazurka) 」と呼ばれ、ヨーゼフ・シュトラウス、ヨハン・シュトラウス2世らが作曲している。
スロベニアではスラフコ・アヴセニク (Slavko Avsenik) などが確立したスロヴェンスカ・ポルカ(スロヴェニアン・フォーク)が人気を博している。スロベニア国内でもポップス化したほか、アルプスを越えたオーストリアやドイツでのアヴセニクの活動により、これらの国のフォルクスムジークにも大きな影響を与え、バンドサウンドと融合させたアルペンロックというジャンルが誕生した。
ポーレチケ
ポーランド語では名詞に指小辞を付けて「小さい」「少し」といったニュアンスを出す表現がよく用いられ、「ポルカ (polka) 」に対しても「ポレチュカ (poleczka) 」という指小形がある。逐語訳は「ポルカちゃん」。「ポレチュカを踊りましょう」は、「ちょっとしたポルカを踊りましょう」の意味で、現代日本語[いつ?]意訳は「さあ、ポルカを踊りましょう」。
この名詞「poleczka」の格変化形の1つである対格の「ポレチュケン (poleczkę) 」が、日本では「ポーレチケ」という読み方で知られ、ポーランドの作曲家タデウシュ・スィギェティンスキ (Tadeusz Sygietyński) 編曲のポーランド民謡「ポルカ・トランブランカ」 (Polka Tramblanka) の日本語訳「踊ろう楽しいポーレチケ」(小林幹治の訳詞により、1962年にNHKの『みんなのうた』で紹介された[4])に使われている。
日本語歌詞「ポーレチケのリズムに…」にあたる部分のポーランド語原文は「zagrajcie nam poleczkę(私たちのためにポレチュカを演奏してください)」であり、名詞「poleczka」が動詞「zagrać」(zagrajcieは第二人称複数に対する命令形)の目的語となり対格形をとっている。日本ではこの「poleczkę」の部分がそのまま抜き出され、「ポーレチケ」という形で定着したものと思われる。
「踊ろう楽しいポーレチケ」は3拍子で、厳密に分類した場合はトラムブランカにあたる。上述のように作曲者も「ポルカ・トランブランカ」と題しているが、歌詞の中ではこれを「ポレチュカ」と呼んでいる。
脚注
- ^ パオラッチ(2017) pp.124-126
- ^ パオラッチ(2017) p.170
- ^ パオラッチ(2017) p.126
- ^ 踊ろう楽しいポーレチケ|NHK みんなのうた - 2020年3月2日閲覧。
参考文献
クレール・パオラッチ『ダンスと音楽』西久美子訳、アルテスパブリッシング、2017年。ISBN 9784865591613。
関連項目
- ポルカ・シュネル
- ポルカ・マズルカ
- 社交ダンス
- 競技ダンス
- イエヴァン・ポルッカ
- アル・ヤンコビック
|
- polkaのページへのリンク