バリュー
「バリュー」の基本的な意味
「バリュー」とは、価値や価格を意味する英語の"value"が語源で、一般的には、物やサービスの重要性や有用性を示す。また、経済やビジネスの分野では、商品やサービスの価格や利益に関連する意味で使用されることが多い。「バリュー」の語源
「バリュー」は、英語の"value"が語源であり、ラテン語の"valere"(強い、健康である)に由来する。中世英語では"valu"と綴られていたが、現代英語では"value"と綴られるようになった。日本語では、英語からの借用語として「バリュー」とカタカナ表記されることが一般的である。「バリュー」の類語
「バリュー」の類語としては、「価値」「価格」「メリット」「利益」などが挙げられる。これらの言葉は、それぞれ異なるニュアンスを持ちながらも、物やサービスの重要性や有用性を示す点で共通している。「バリュー」に関連する用語・知識
バリューチェーン
バリューチェーンとは、企業が商品やサービスを提供する過程で、付加価値を生み出す一連の活動を指す。原材料の調達から製品の製造、販売、アフターサービスまでの各段階で価値が加えられ、最終的な商品やサービスの価値が形成される。バリューインベスティング
バリューインベスティングとは、投資対象となる企業の真の価値(内在価値)を評価し、適正価格よりも安い価格で株式を購入することを目指す投資手法である。バリューインベスターは、企業の財務状況や業績などを分析し、長期的な視点で投資判断を行う。バリューエンジニアリング
バリューエンジニアリング(VE)とは、製品やサービスの設計や開発過程で、機能や品質を維持しつつコストを削減することを目指す手法である。VEは、無駄を排除し、効率的なリソースの活用によって、顧客にとっての価値を最大化することを目的としている。「バリュー」を用いた例文
1. この商品は、高品質な素材を使用しており、そのバリューは他の商品と比較しても高い。 2. 彼の提案は、新しい市場を開拓することで企業のバリューを向上させる可能性がある。 3. バリューインベスターは、適正価格よりも安く株式を購入することで、長期的な利益を狙う。value
「value」とは、価値・値打ち・尊重するのことを意味する英語表現である。
「value」とは・「value」の意味
「value」とは価格、値打ちなど主に金銭的な価値を指す場合に使われる英単語である。またvalueには価値観や倫理、道徳などの意味も含まれており、お金で値打ちを判断できないようなメンタル的な意味での価値を表す際にも使用する事ができる。valueは名詞の他に動詞としても使う事ができる英単語である。ただvalueの場合、名詞と動詞で意味合いが少し異なってくるので、その点は注意が必要である。動詞のvalueには尊重する、大切にする、重んじるといった意味がある。一方、valueはIT用語でもあり、数値やパラメータの事を指す「値」の意味も含まれている。さらに数的に色の濃さを表す美術用語の「色価」や音楽用語である「音の長さ」などを表現する場合もvalueが使用されている。「value」の複数形
「value」の複数形は「values」であるが、単数形であるvalueとは使われるケースが異なると言える。valueは価値という意味が含まれている事から、基本的に物理的なものを評価する場合に使われる。一方、valuesには価値観という意味があるため、精神的な価値を表現する際に使用する。「value」の発音・読み方
「value」の音節は「val・ue」となっており、発音は「vǽljuː(ヴァリュー)」である。「v」は上の前歯を下唇に軽く当て、その隙間から「ヴ」と発音する。「æ」は両側の頬を左右に引っ張りながら口を横に開けて「ア」と発音する。イメージとしてはアとエの中間にあるような音である。また「l」の所は、舌先を前歯の裏の歯茎につけながら、舌の両側からウとルを同時に出すようなイメージで発音する。さらに「j」の部分は、舌の真ん中を上あごに近づけ、その隙間から声をきしらせるように出す。そして「uː」の所は唇を丸く突き出しながら長めに「ウー」と発音する。「value」の語源・由来
「value」の語源は、「価値を持つ」、「力がある」といった意味を持つラテン語の「valeo」が由来となっていると言われている。また「価値を持つ」という意味がある古期フランス語「valoir」がvalueの語源であるという説もある。「value」を含む英熟語・英語表現
「what is the value of」とは
「what is the value of」とは、「~の価値・値打ちはどのくらいですか?」という意味である。例えば「このマンションの価値はどのくらいですか?」を英語で表現すると「What's the value of this apartment?」となる。
「value」の使い方・例文
「value」は基本的に「価値・値打ちがある」などと和訳して使う事ができる英単語である。例えば物を購入する際の「価格」は、その価格を支払うだけの金銭的な価値があると考えられるため、valueが使用される。またビジネスシーンでもvalueはよく使われていると言えるだろう。自社で開発・製造した商品やサービスが、社会やユーザーに対してどのような価値を提供するのかという価値観や目標設定の事をvalueと呼んでいる。また名前が世間に広く知れ渡っている事からくる価値を指す場合に「name value」という英語表現が使われる事がある。valueを使用した主な例文としては、「She doesn’t know the value of friendship.(彼女は友情の価値を知らない)」、「His behavior are of huge value to me.(彼の行動は私にとって大いに価値がある)」、「You can have this toy if it is of value to you.(あなたにとってこのおもちゃが価値のある物であるなら、持って行っても良い)」、「When his home caught fire, he gathered everything of value and left.(彼の家が火事になった時、彼は価値のある物を全部集めて離れた)」などが挙げられる。
「value」と「assess」との違い
「assess」はvalueと同様に物の価値を「査定する」という意味や人の能力を「評価する」という意味がある。しかしassessの場合は、「良く調査をした上で査定する」、「よく考えて評価する」という意味のニュアンスとなる。またvalueは「評価する」など動詞としての意味も持っているが、valueは価値や評価など名詞として使われる事が多い英単語である。そのため、「評価する」や「査定する」など動詞としての意味ではassessの方がよく使用されている。#VALUE!
読み方:バリュー
#VALUE!とは、Excelにおける数式のエラー値(数式エラーを示す返り値)の1つで、数式で引数やオペランド(値、セル参照、名前、ラベル、関数など)の種類が正しくない場合に、セルに表示される値のことである。
#VALUE!のエラーは、数式内の引数やオペランドが、正しい結果を返すためのデータ型に合致しないことが原因で生じる。原因の1つとしては、数値や論理値(TRUEやFALSEなど)を用いる部分に文字列が入力されていることが考えられる。例えば、2つのセルを参照して、プラス(+)の演算子を用いて合計する数式において、1つのセルに数値ではなく文字列が入力されている場合が該当する。
エラーを除去するには、参照セルの値を適切なデータ型のものに修正したり、演算式または関数名を変更したりする必要がある。例えば、文字列が含まれている2つの値を合計する数式には、文字列を無視するSUM関数を用いると、エラーを回避することができる。
value 初期値の設定
バリュー
マンセル色票系の明度を表すデザイン表現用語。そのほか色価、明暗の度合い、バルール(仏語、valeur)の意味がある。2つ以上の色彩が並んで置かれた場合、それぞれの色彩の明度、彩度、色相の相互関係によっては画面より手前に見えたり、引っ込んで見えたり、あるいは拡張したり収縮したりして見えることがある。このような性質は心理的、生理的現象である。この作用を色彩のバルールという。
Value
値
Value(行動指針)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:44 UTC 版)
「アキュイティー」の記事における「Value(行動指針)」の解説
相手のその先をソウゾウする 相手の未来を想像(創造)し、その先で関わるすべての人が価値を享受できる仕事を。 難しいことを分かりやすく、使いやすく 相手が理解して活用できて、初めて成果に繋がるから。より一層分かりやすく、使いやすく。 ベストを考え尽くす 常に最新の情報にアンテナを張りながら、あらゆる選択肢の中から相手にとってベストな提案を。 やり遂げた先の信頼を獲得する モノの提供ではなく、価値の提供を通じて、お客様とともに仕事の成果を確認し、次に繋がる終わり方を。 自分はオープンに、相手にリスペクトを 自分がしてほしいことをしてもらう前に、まずは自分が相手のことを想って行動を起こしていく。 期待を超える変化を追求する お客様が期待していた以上の変化を体感するレベルを追求することで、その先の信頼と未来を生み出していく。
※この「Value(行動指針)」の解説は、「アキュイティー」の解説の一部です。
「Value(行動指針)」を含む「アキュイティー」の記事については、「アキュイティー」の概要を参照ください。
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