
次世代GORE-TEX素材採用で全方位カバー!?話題のモンベル新作「テンペストジャケット」をレビュー !
アウトドアユーザーから絶大な信頼を得ているモンベルのレインウェア。その新作に次世代GORE-TEXプロダクトテクノロジー採用モデルが登場!
GORE-TEXプロダクトと同等の高い耐久防水性・透湿性・防風性と長い製品寿命を持ちながら、PFAS(有機フッ素化合物)フリーの環境負荷を低減した次世代のアイテムです。
そんな新技術を活かしたモンベルのレインウェアの実力はいかに?早速フィールドで試してきました。
目次
モンベルから、次世代GORE-TEX 採用モデルが誕生!

左:メンズモデル 右:ウィメンズモデル
「ストームクルーザージャケット」や「トレントフライヤージャケット」など、これまで数々の名作レインウェアを生み出してきたモンベル。2025年春、新技術を採用した「テンペストジャケット」が登場しました。
テンペスト(Tempest)とは、「暴風」や「激しい嵐」を意味する言葉。その名の通り、過酷な山岳環境にも耐えうる、徹底的にこだわり抜かれたハイスペックな一着です。

生地は【表地 – 中間層(メンブレン)- 裏地】の3層構造です。
表地は、軽量ながらも高強度の20デニール・ナイロン・リップストップを採用。裏地は、滑らかな肌触りで着心地を向上させる「GORE® C-KNIT®バッカーテクノロジー」が使われています。
そして注目したいのが、レインウェアの核を担う中間層のメンブレン。ここにゴア社が開発した ePEメンブレンが取り入れられています。
10年かけて遂に完成!GORE-TEX ePEメンブレンは新時代の素材

提供:日本ゴア合同会社
次世代GORE-TEXプロダクトの特筆すべき点が、「PFASフリー」のePE(延伸ポリエチレン)メンブレンを採用していること。
PFASとは有機フッ素化合物を指し、アウトドア界においては、レインウェアなどに撥水性や防汚性など、さまざまな機能性を付与するために使われてきました。
しかし近年、PFASによる環境や生態系、人体への悪影響の懸念が判明。アウトドア界においても、有機フッ素化合物を使用しない製品開発が急進されてきました。

提供:日本ゴア合同会社
こうした世界的な環境意識の高まりを受け、GORE-TEXが10年の歳月をかけて開発したのがePEメンブレンを採用した、次世代GORE-TEX プロダクトです。
厳しいテストを全てクリア
同社が実施する最も過酷なレインテスト「ストームテスト」をはじめ、従来のePTFE採用メンブレンと同基準の厳格なテストをすべてクリア。既存モデルと遜色のない高い耐久防水性や透湿性を実現しています。
つまり、これまでと変わらない高い機能性や信頼性を持ちながらも、大きく環境負荷が抑えられているのです。
これまで以上に「軽くしなやか」な着心地に

それだけではなく、ePEメンブレンへのアップデートにより、ユーザーが実感できるメリットも。それは、従来の素材と比較して、軽さとしなやかさが向上している点です。
ePEメンブレンの薄さと質量は、ePTFEメンブレンの半分ほど。これにより、よりしなやかで着心地の良い素材へと進化しました。さらにメンブレンの軽量化とリサイクル生地を積極的に採用することで、カーボンフットプリントの削減も実現。
まさに、サステナビリティとパフォーマンスを両立させた次世代のスタンダード素材。その実力を確かめるべく、フィールドでテンペストジャケットを使用してきました。