昨年、心にこびり付いてる嫌な思い出を今更ながらそぎ落としたい。
実際にそぎ落とすのは無理でも、ちょっとでも楽になりたい。
これから説明するけど、書き慣れてないからわかりにくい箇所があるかもしれない。
昨年2024の春頃だった。会社員になったばかりだったんだけど、京都の繁華街で彼女と一緒に飲んでた。ずっと深夜まで。
二つ目のお店がいい感じのbarで、飲めや歌えやって感じのところだった。うす暗い雰囲気だったが、何十年もやってる老舗ということで、信用してしこたま飲んだ。二人で楽しかった。
ここまではいいのだが、酔っぱらってしまったんだよな。尋常でないレベルで。
彼女と一緒に河原町通りの歩道をブラブラと歩いて、しまいには彼女の様子がおかしくなった。千鳥足だった。
歩道の隅でちょっと吐いてた。心配になって肩を貸したけど、自分自身も、どうやって家に帰るつもりだったか、思い出すのに時間がかかる酩酊具合だった。
今思えば歩きで帰ろうと思ってたけど、あの状態で五条通にあるアパートまで歩くのは難しかった。
それで、実際あんまり覚えてないんだが、あの時は信号待ちしてて、お互いに肩を組んでいた。
話を聞くと、君たち危なそうだからタクシー呼ぼうか、という要件だった。
酔いって怖いよな。この時の自分は、面倒くせえなって感じて「いいです!」って怒鳴ってしまったんだ。
自分らは、それから横断歩道を渡って、適当に歩いて行ったんだが、そのおじさんは後ろからずっと付いて来る。
タクシー、タクシーうるさいので、「いい加減にして!」ってまだ怒鳴ったのだ。でもまだ逃げない。
そんなことしてたら、彼女の方もおじさんに食いかかって、そしたら歩道の端に倒れて、また吐き始めた。
どうすればいいのかわからなかった。大通り近かったから、人もたくさん寄って来てさ。何人もこっちを上から見下ろしてた。
うわ、どーしよって思ってたら……そのおじさんが、やじ馬をどかしてくれた。さっきの自分よりも迫力ある感じで、野次馬を追い払って、それから救急車を呼んでくれた。
こっちは「やめてくれ、やめてくれ」って何度も叫んだけど、聞いてくれなかった。
俺は「ほっとけや、おい、聞こえてんのけ!!」みたいな、汚い言葉もおそらくしゃべったはずだ。気が付いたらお巡りさんが来ていた。あのおじさんと何か話していた。
とにかく恥ずかしかった。惨めだった。あの夜のことはもう忘れたい。
結局最後は、救急車が来て、俺と彼女が一緒に乗って、病院に着いて、治療があって……待合スペースでずっと待っていた。
その日のうちに治療が終わって、二人でしばらく休んで、一緒に家に帰ったのは明け方近くだった。
彼女の命に別状はなかったけど、それは救急車の中で適切な措置が行われたからであって、そうじゃなかったら吐しゃ物がのどに詰まっていたかも、と聞いた。
酔いがすっかり醒めて、月曜になって会社に行き始めてからは、段々とあの時のことを後悔するようになった。
酒を飲んでいたとはいえ、俺は悪いことをした。あのおじさんは善意で俺らを助けてくれようとしたのに、暴言を何度も吐いてしまった。マジで反省しないといけない。
あの時のおじさんがここを見てる可能性は皆無だけど、でも、どうしても感謝がしたい。
あの時、彼女のことを気にかけてくれて、本当にありがとうございました。
礼には及ばんやで。
似たようなこと書いてる人いたな https://anond.hatelabo.jp/20241030121435
すげー!つながったやんけ! あんたはんは仲人みたいなおひとや👍
ほんまかいな。 てかお世話になった病院とか警察など当たれば介助してくれた人の身許なんかとっくに分かるだろうに。彼女と菓子折り持ってお礼に行きなよ。
すげーな、増田が世のため人の為になるとこ初めてみたわ。
ここを見てる可能性皆無どころか同じ話題を投稿してて草なんだ
ちゃんと後日吐いた場所キレイに掃除したんだろな?
おれもお宅らみたいな行き倒れに行き合ったことがある。 おれは夜行性だから夜の2時から6時にセブンまで歩くのを習慣にしてたが、ある時道端に若い男女男がいた。 女はぼんやり座っ...
繁華街で吐いてる奴なんか腐るほどいるのに 吐瀉物が喉に詰まるかもレベルで救急車呼ばれたら困るんだわ
周囲から見て危険な状態だったんじゃないの。現場も知らないのに救急車不要論は止めろ。本当に来なくなる
まーた救急関連でも医療関連でもないやつが偉そうに書いてる
普通はゲロ吐いてる酔っぱらいからは距離をおく。 珍しくもないし眺めて面白くもない。 くだらないネタ。 大通り近かったから、人もたくさん寄って来てさ。何人もこっちを上から見...