筑豊のネガティブイメージも逆手に 永芳さんが映像の道を志したきっかけは、約40年前の小学生時代に、福岡市内で行われたテレビドラマ『西部警察』のロケを見学したことだといいます。目の前で繰り広げられる爆破カーチェイスの迫力に圧倒され、緊張感みなぎる制作現場のスタッフたちをかっこよく感じたといい、その翌日からさっそくショートムービーの撮影をはじめ、いまの仕事に至っているそうです。 筑豊アクションプロジェクトのウェブサイトには、永芳さんにより次のような活動趣旨が記されています。 ・筑豊の炭坑の跡地や、手がつけられていない荒地、廃墟、シャッターが閉まったままの商店街の店舗などを、これからもただ残っているだけの場所にするのではなく、映画産業資源や観光資源に変え、「筑豊でしかできないロケの誘致」「筑豊でしか不可能なイベント」を行えば、地元への収入や観光客の増加などにつながるかもしれない。 ・筑豊に付きま
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