八戸市長 小林眞氏に聞く 聞き手・構成:黒田 隆明、真部 保良=グローカルメディア2018.12.20 青森県八戸市は、民間のブックアドバイザーの知恵を生かした書店「八戸ブックセンター」の設立や、民間が整備して市が一定時間利用することで料金を支払う多目的アリーナ「フラット八戸」など、ユニークな公民連携を進めている。一方で、まちなかの広場「マチニワ」など、運営を民間に任せてもよさそうな施設を直営で運営している。小林眞市長にこれまでの取り組みのポイントと公民連携についての考え方を聞いた。 ――空き地の広がる八戸駅西口エリアで、民間企業と連携したアリーナ施設の整備が動き出しました(関連記事)。 八戸はアイススケートが盛んな土地柄です。八戸市内やその周辺にスケート施設はいくつかあるのですが、多くの市民が利用しており、施設が足りていません。どこも埋まっている状況です。 一方、八戸駅西口の区画整理事業