まるで振り込め詐欺 東京・国分寺の2300万円被害、強盗手口も「劇場型」 産経新聞 8月28日(火)2時11分配信 大金を奪われた強盗事件は、振り込め詐欺さながらのシナリオに沿って仕組まれた劇場型犯罪だった。東京都国分寺市の路上で7月、約2300万円が奪われた強盗事件で、被害者の主婦(56)が税理士を名乗る男に「税金対策のために預貯金を下ろした方がいい」と指示され、郵便局で貯金を引き出した直後に襲われていたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。巧妙化が進む強盗に警視庁は警戒を強めている。 ■夫の葬儀で接触 捜査関係者によると、主婦は7月中旬、国分寺市内の斎場で営まれた夫の葬儀で、参列者の男にこう話しかけられた。 「生前、ご主人にお世話になりました。遺産の相続などで税金が取られるので、手元に現金を持っていた方がいいですよ。税理士を紹介しましょうか」 数日前に夫が急死したばかりで