野田佳彦首相(民主党代表)は3日の内閣記者会インタビューで、4日公示の衆院選について「火の玉となって最後まで諦めずに頑張る」として、比較第一党を目指すと重ねて強調。民主党は苦戦が予想されるが、自らの進退については「負けた前提の話をするのは、同志に申し訳ない」と言及を避けた。自民党のほか、日本維新の会や日本未来の党の公約を強く批判した。 首相は千葉4区と比例代表南関東ブロックでの重複立候補を表明。党代表としての「責任ライン」に関しては、「比較第一党の目標を達成するため責任を果たす」と述べるにとどめた。 自民党の安倍晋三総裁が日銀に買いオペで建設国債を引き受けさせるとしていることを、「日銀にファイナンス(資金調達)をさせるのは邪道で、禁じ手だ」と批判。世論調査で首相適任者として安倍氏を挙げる回答が首相を上回っていることを聞かれると「縮まってきた。最後には抜きたい」と答えた。 日本維新の会が最低