Published 2025/01/28 19:08 (JST) Updated 2025/01/28 19:40 (JST) 熊本市交通局が、機械の故障を理由に市電の超低床車両2編成を廃車にすることが分かりました。 熊本市交通局が廃車にするのは、9700型と呼ばれる超低床車両の2編成です。 ドイツ製のこれら車両は1997年に導入が始まり、今回の2編成は約20年間運行しましたが、7年前にモーターの制御機器が故障して以降、運行を止めていました。 市交通局によりますと、当時は2編成合わせて年間約4600万円でリースをしていましたが、ドイツでは故障した機械の製造をすでに終えていて、修理費も高額だったことから、廃車を決めました。 低床車両の廃車は、今回が初めてです。 今回廃車になる車両の運行は約20年間でしたが、市電で最も長く運行している車両は72年になるということです。市電ではこの2編成を除くと