ベネッセコーポレーションと朝日新聞社は10日、教育分野での共同事業として「語彙(ごい)・読解力検定」を開発・実施することで合意した、と発表した。高校・大学生を中心に、小学生から社会人まで幅広い層を対象とする検定で、2011年春に本格的に実施する。 朝日新聞が、名物コラム「天声人語」や社説、一般記事などの記事データベースを提供し、国語辞典や教材、試験問題作りに定評のあるベネッセが問題作成を担当する。学校で学び、社会で生活する上での基礎的な知識とその活用能力を判定する。小学生から社会人まで、求められる力に応じて「級」を設け、実力を判定。まず10年秋に高校・大学生を対象にモニター試験を実施する予定だ。