タンザニア・ダルエスサラームで、アルビノ(先天性色素欠乏症)の子どもを背負った母親たち(2014年5月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/MILLIYET DAILY/BUNYAMIN AYGUN 【3月13日 AFP】アルビノ(先天性色素欠乏症)の人たちに対する襲撃や殺人が多発している東アフリカのタンザニアで、これらの事件に関連して一斉捜索が行われ、225人が逮捕された。地元警察が12日、発表した。 警察によると、逮捕されたのは資格を持たない伝統的な心霊治療家や予言者ら。今後は全30州に捜査範囲を拡大するという。 警察は声明で、「逮捕された者の一部は、トカゲの皮やイボイノシシの歯、ダチョウの卵、サルの尻尾、鳥の爪、ラバの尻尾、ライオンの皮などを所持していた」と明らかにした。 警察は10日、6歳のアルビノの少年が自宅になだれ込んできた男たちに山刀で右手を切断され、少年を守ろうとした母親が男