日本政府はモンゴルで始まった安全保障に関する国際会議に出席している北朝鮮の当局者と接触し、日朝対話の糸口を探る方針です。 (政治部・前田洋平記者報告) モンゴル外務省で国際会議が行われていて、始まって約2時間が経っています。会議に先立って北朝鮮の当局者は、会議期間中の日本政府関係者との接触については表向き、否定をしました。 北朝鮮代表団:「(Q.日本側と対話する予定はあるか?)ありません」「(Q.日本側が話し掛けてきたら話すか?)話しません」 そのうえで、北朝鮮の当局者は「日本との対話は謝罪や賠償がなければやらない」と強調しました。会議では主催者のモンゴル政府から米朝首脳会談の成果を評価する声があったものの、残された課題も多く、あくまで第一歩だと指摘しました。こうした発言を北朝鮮の出席者はメモを取りながら熱心に聞いていました。日本政府は去年のこの会議にも外務省の審議官を派遣して、北朝鮮関係