【ニューヨーク時事】国連本部で20日開かれた女性の地位向上を目指す国連組織「UNウィメン」の執行理事会で、中国、北朝鮮、韓国の代表が安倍晋三首相の靖国神社参拝や慰安婦問題で日本を批判した。日本代表部が21日明らかにした。 各国の声明文などによると、中国代表は慰安婦問題で日本が謝罪も補償もしていないと批判。「それどころか、侵略の歴史に対する審判を覆そうと試みている」と述べ、安倍首相の靖国参拝を非難した。 北朝鮮は慰安婦問題について「日本軍による性的奴隷制度は人道に対する罪だ」と指摘。また、「戦犯を祭る靖国神社」への参拝を糾弾した。 韓国は、日本政府が慰安婦問題で犠牲者に対する法的責任を否定しているとした上で、「日本の主要な政治家が最近、過去の誤った行いの否定や正当化すら試みていることは遺憾だ」と発言した。 gab 戦争における女性の人権問題だったら男性全員の問題。どこかの責任に仕立てようと