米情報機関によれば、ロシア軍は最大17万5000人を動員して来年早々にもウクライナに侵攻する可能性がある/Satellite image ©2021 Maxar Technologies (CNN) 米紙ワシントン・ポストは5日までに、米情報機関からの報告として、ロシアがウクライナ国境に兵力を集結し、来年初めにも最大17万5000人規模の侵攻作戦を計画していると伝えた。 ロシアによる兵力集結は米欧がかねて指摘し、警戒感を強めていた。当局者らによると、ロシアは現時点で、長期戦に必要な衛生部隊や燃料の供給ラインをただちに立ち上げられる態勢にある。現在の装備は前線部隊で7~10日間、支援部隊なら最大1カ月間の戦闘に耐えるとみられる。 米情報機関によると、年初にも予想される侵攻は、ロシアが今春集結した兵力の2倍の規模になると考えられる。先月の画像に基づく推定では、すでにその半数が国境付近に展開して