会社で、「あるテキストファイル(複数行記述されている)の改行コードを全部カットしたいんですけどー、なんかいい方法ないっすかね?」と聞かれた。彼はsedコマンドでいろいろ頑張っていたが、そういう用途には基本的にsedは不向きであることを教えて(出来ないわけじゃない)他の方法を探らせてみた。 …というか、彼はその方法を今まさに考え中だ。(笑) コマンドを知っていても、その活用方法を知らなければ効果は半減する。英単語それ自体を知っていても、熟語とか慣用句、言い回しを知らなければ意味がないのと一緒だ。コマンドの「ボキャブラリー」をどれだけ増やせるかが問題なんだ!! というわけで、彼が(なぜか)苦しんでいる間に、ここに正解をいくつか書いてしまおう(笑)。 なお、ここで使用するファイルは…[root@sawako tmp]# cat /tmp/test.txt Yui Mio Ritsu Tsumug
エンジニアという職業柄かシェルスクリプトを書くことはちょくちょくあるのですが、自分なりに気を付けていることを備忘録&自分への戒めも含めて、簡単に書いてみたいと思います。 変数は大文字 シェルスクリプト書いていれば変数の出番は至るところであるでしょう。その際、可読性を増すように、変数は大文字を使っています。 RET=`cmd1`みたいに。好みの問題もあるでしょうが、分かりやすいので。 クオテーションは選ぶ クオテーションにはシングルだったり、ダブルだったり色々ありますが、使い分けておいたほうがよいでしょう。 変数の展開がないようであれば、シングルクオーテーションのほうがスマートでしょうし、展開があるのならダブルクオーテーションを使えばと。 ダブルクオーテーションを使うのにも意味があって、変数は「$RET」のようにクオテーションで囲まなくても動作はたいていするのですが、 echo "${RET
This tutorial assumes no previous knowledge of scripting or programming, yet progresses rapidly toward an intermediate/advanced level of instruction . . . all the while sneaking in little nuggets of UNIX® wisdom and lore. It serves as a textbook, a manual for self-study, and as a reference and source of knowledge on shell scripting techniques. The exercises and heavily-commented examples invite ac
え、SSH通るんならscp使えばいいじゃん。 YES、その通り。 しかし、「大容量ファイルを転送中に接続が切れてしまった」なんてときに、コピーが完了した後から残りを引き継ぎたい、みたいな要求にはscpコマンドは答えてくれない。もちろん、sftp使えばレジューム機能もあるんだしそうすればいいじゃんというのは正論だが、sftpの方はsshが通るからといって必ずしも使えるとは限らない。 そんなときは、多少強引だとしても、一歩戻って解決を試みるのもひとつの手だ。 単純転送 単純な転送から試してみよう。まず、リモート先のhostAにあるsrcfileを、手元にdestfileとしてコピーしたいとする。 sshはリモートで実行するコマンドを受け付ける(実際のところ、scpも内部的にはsshのリモートコマンドで実装されていたはずだ)。ということは、リモートでcatコマンドを実行してファイルの中身を「表示
TIM Labsの言い出しっぺなのに、まるで記事を書いていなかったhimuka_kenです。 ネタはヘビーな話題から、夜のおかずまで…あるんですが、なかなか書く時間がありません。 (サボっていると言われたらその通りですが、何か?) さて、メモをしとかないと忘れてしまいそうなのと、割りと社内でも知られていない?ので 記事として残しておきます。 OpenSSH の manを、ある日しげしげと眺めていると、 -W host:port Requests that standard input and output on the client be for- warded to host on port over the secure channel. なんじゃこりゃ?と調べてみると、OpenSSH 5.4から実質netcat の機能を取り込んだ様です。 今までは、踏み台等の特定のホスト経由で多段で
皆様こんにちは、株式会社LIG、代表の岩上です。 本日、お取引させていただいている皆様へ営業時間外での対応についてのご連絡がございます。 LIGは創業以来、お客様からのお問い合わせ、ご連絡には可能なかぎり即レスポンスをするというスタンスにて仕事をしてまいりました。これは深夜であろうが土日であろうが、なるべく早めに返信し、対応する事がお客さまの利益につながり、ひいては我々の利益にも繋がるからと思っての事です。 しかしそれ故に、緊急性の高く無いメールや電話に対しても営業時間外で対応してしまい、社員の慢性的な残業、緊急性の高い案件へのレスポンスの遅れなどが出てしまっておりました。これは長い目で見た時にはクライアント様、弊社の両方にとって良い結果が出ないと思い、この度、営業時間外での対応を見直す事にいたしました。 原則として、10:00〜19:00の間にいただいたご連絡に対しては、可能なかぎり即時
AのサーバにBのサーバを経由してSSH接続する場合 今まではnetcatを利用していましたが OpenSSH 5.4からはnetcatの機能が組み込まれたようです。 ということで試してみました。 ~/.ssh/config の内容 変更前 [netcat使用] nc %h %p Host hoge_host HostName 192.168.1.10 ProxyCommand ssh -l hoge_name 192.168.0.5 nc %h %p 変更後 [netcat未使用] -W %h:%p Host hoge_host HostName 192.168.1.10 ProxyCommand ssh -l hoge_name 192.168.0.5 -W %h:%p 接続 ssh hoge_host 最初 %h:%p を %h %p にしていて繋がりませんでした。。 が、問題なく接続
libusbがなかなかフォーマルなリリースを出さないことに業を煮やした人々によってlibusbxプロジェクトが作られた。 http://sourceforge.net/mailarchive/forum.php?thread_name=4F8FE248.7030706%40akeo.ie&forum_name=libusb-devel MLの告知 http://libusbx.org/ Webページ 難しいのは、libusbxはプロジェクト名こそ違えどインストールするライブラリ等はlibusbのままな点。つまり、libusbxとlibusbは同じシステムにインストールできず、ディストリビューションはどちらかを選択することになる。 そして、前回の1.0.8から約2年後の昨日、libusb(libusbxでない)の1.0.9がリリースされた。 http://sourceforge.net/ma
浦和! 2024-12-06 [Fri] 02:21 浦和はスゴいということについて。 なぜって、 浦和 北浦和 南浦和 東浦和 西浦和 中浦和 武蔵浦和 駅が存在するんだよ。 なんてこった。 浦和! (と、最近トイレで路線図を見て思った)
Build Your Own Holiday Star With LEDs A glowing LED star is a real eye-catcher that will liven up your holiday festivities. It’s a fun project that combines 3D printing, soldering, and programming — made easy with our Oxocard Connect microcontroller kit and Pixelmatrix cartridge. Plug and play and party!
イラストの一部の大きを調整したい、縦・横の比率を変形させたり角度を変えたい、という時に使う「自由変形」コマンド。こちらもショートカットしがいのある頻出コマンドのひとつ。 今日のショートカット 【自由変形】 Mac) command + T Win) Ctrl + T 予め長方形選択ツールや投げ縄ツールで選択範囲を指定していれば、その点線で囲まれた部分に変形のバウンディングボックスが表示されます。 何も選択されていない状態でcommand(Ctrl)+Tを押すと、レイヤー全体が変形領域になります。 ちなみに、セットで覚えておきたいのがこちらのショートカットキー。 今日のショートカット 【選択を解除】 Mac) command + D Win) Ctrl + D 選択範囲のコピー/ペーストの後や、移動・変形の後は、その領域が点線で囲まれたままになっていますよね。それをパッと外せるのがこちらのシ
2012/04/18 「サーバ機はもはやコモディティ(日用品のようなもの)。製品間に大きな違いはない」。既存サーバメーカーにはなかった発想で、そういうイメージを打ち砕いたのが、シスコシステムズによって2009年に発表されたサーバ、「Unified Computing System(UCS)」だ。そのコンセプトが正しかったことは、この製品の市場シェアが物語っている。ここでは、UCSがどう画期的だったのかを、改めて振り返りたい。 2009年、ネットワーク機器大手のシスコシステムズがサーバ機「Unified Computing System(UCS)」を発表したとき、だれもが驚いた。ルータやスイッチの会社がなぜサーバ機に手を出すのかと。そしてシスコが発表したサーバ機は、他のサーバ機とはまったく発想の異なる製品だった。そのため、同製品のよさがどうもよく分からないという人はいまでも多いのではないだろ
PacketFence is a fully supported, trusted, Free and Open Source network access control (NAC) solution. Boasting an impressive feature set including a captive-portal for registration and remediation, centralized wired, wireless and VPN management, industry-leading BYOD capabilities, 802.1X and RBAC support, integrated network anomaly detection with layer-2 isolation of problematic devices; PacketFe
論文のリンキングサービスを提供するCrossRefが、学術雑誌論文のPDFファイルから参考文献の情報を抽出する“PDF-Extract”というツール(Rubyスクリプト)をオープンソースで公開しました。同ツールのウェブ版インタフェース“Extracto”も用意されており、APIも提供されています(ただし、サーバが貧弱なので注意とのこと)。出版社がCrossRefに参加して自社コンテンツへのDOI(Digital Object Identifier)を付与する際には、そのコンテンツに含まれる参考文献にDOIを使ったリンクを設定しないといけないそうで、中小規模出版社にとっては負担となるこの作業を容易にするためにこのようなツールを作成したと説明されています。 PDF-Extract(GitHub) https://github.com/CrossRef/pdfextract Extracto h
エリオット スティーブとは1980年に出会い、その後、6年間アップルにいた。アップルを辞めた後、ネクストやピクサーの時代にも付き合いがあった。 私がアップルを辞めたのはスティーブが辞めた1年後だ。その後はいくつかの事業を始めたが、スティーブとの交流は蘇ったり、途絶えたりを繰り返していた。彼の基調講演にも何度か出向いたことがあるよ。 ただ、アップルにいた6年間は、ほぼ毎日、1日24時間、週に7日、彼とともにいたようなものだね。 ―― 彼とはどのようにして出会ったんですか? エリオット 私は当時、ロスガトスに住んでいて、スティーブもそこに住んでいた。私は近くにあるメキシコ料理のレストランにいて、ラウンジエリアで妻を待っていた。妻はちょっと遅れていたんだ。 ラウンジで私は少し落ち込んでいた。IBMを辞めてインテルに行ったものの、アンディー・グローブとは気が合わず、インテルも好きになれなかった。半
Kindleの国内展開に当たって、学研ホールディングス、主婦の友社、PHP研究所がAmazonと契約に合意したとする報道。果たして真実は? 出版社に問い合わせた。 つい数日前、米Amazon.comのジェフ・ベゾスCEOが日本での電子書籍事業について年内に発表すると語った報道が話題となったが、それに関連する形で、朝日新聞社がAmazonと国内出版社がコンテンツの配信契約で合意したと伝えている。 報道を要約すると、学研ホールディングス、主婦の友社、PHP研究所がAmazonとKindleの日本展開でコンテンツの配信に合意、また、合意した出版社は40社以上に上るというもの。「契約合意が明らかになったのは初めて」ともある。 しかし、これらの報道を読むとすぐに気付くのは、「合意した・明らかになった」といった断定調の文体とは裏腹に、情報ソースに一切言及がない点だ。また、PHP研究所については昨年10
books A new FreeBSD book comming soon 久しぶりのFreeSBD書籍『実践 FreeBSD サーバ構築・運用ガイド』のamazon.co.jpにおける予約がはじまっています。現在最終作業段階にありまして、4月26日での店頭販売を目指しています。 FreeBSDの情報誌としては先日Gihyo Digital Publishingのコンテンツである『FreeBSD Expert 2012 Digital Edition』の販売を開始しました。『実践 FreeBSD サーバ構築・運用ガイド』はFreeBSD Expertの電子版よりも前の段階から企画・作業を進めてきた書籍で、より長期にわたって手元においておいて役立つ内容に努めてあります。 比較的最新の話題をFreeBSD Expert電子版で、長期にわたって扱える、そして紙をめくりながら「あの情報はここらへ
4月になりました。新年度・新学期のはじまりということで、新しいことにチャレンジする機会です。今回はRed Hatとその互換ディストリビューションに慣れている人向けに、Ubuntuに乗り換えるための基礎知識として、RHEL環境のパッケージ管理の常識をUbuntuに持ち込むための、少しマニアックなレシピをお届けします。 サポート期間と採用ソフトウェアの違い RHELとその互換ディストリビューションのユーザーがUbuntuに手を出すにあたり問題になるのが、サポート期間の違いです。サーバー構築の現場では、一度構築してしまえばディストリビューションとしての寿命が尽きるまで使う、ということは決して珍しくありません。そして、RHELはLinuxディストリビューションの中でも、サポート期間の長いディストリビューションです。 RHEL5/6は10年間のサポート期間を持ち、フェーズによって差はあるものの、継続
オープンソース企業の米国Red Hatは4月9日、柔軟で手ごろなコストの非構造化データ・ストレージを企業に提供するソフトウェア・オンリーのスケールアウト型ストレージの最新版「Red Hat Storage 2.0」のベータ版の提供開始を発表した。 Red Hatによると、「RHEL(Red Hat Enterprise Linux)6」をベースとするこの製品は、スケーラブルなストレージをソフトウェアで管理するための多数の新しいオプションに加え、仮想化や「Hadoop」といったさまざまなエンタープライズ・ストレージ技術との連携機能を提供する。 声明によると、Hadoopに対応した新機能により、Hadoop環境で高速なファイル・アクセスが実現されるほか、この環境内のデータをファイル・ベースやオブジェクト・ベースのアプリケーションに公開できるという。 また、Red Hatは、Red Hat St
新たな無線LAN標準「IEEE 802.11ac」をベースとしたWi-Fiネットワークは、最初の対応製品が登場する今年(2012年)後半に大きく盛り上がるだろう――。調査会社の米国IMS Researchがこのように予測している。 Mikael Ricknas/IDG News Service 調査会社の米国IMS Researchによると、無線LANアクセス・ポイント(AP)やノートPCなどのIEEE 802.11ac(以下、11ac)対応製品は、今年中に300万台が出荷される見込みだ。IMSのシニア・マーケット・アナリストであるフィロメナ・ベラルディ(Filomena Berardi)氏は、「(11acは)とても好調なスタートを切るだろう」と述べる。 今年(2012年)末には、最初の11ac対応(ドラフト版対応)製品が店頭に並ぶ見込みだ。11acチップセット、およびルータは、1月にラ
Tired of dealing with keys to get into his office, Valentin Heun hacked together this door unlocker with a laser-cutter, Arduino, and some bits n’ bobs from SparkFun. Full design files and parts list can be found on the linked page. What will the next generation of Make: look like? We’re inviting you to shape the future by investing in Make:. By becoming an investor, you help decide what’s next.
Microsoftのクラウドサービス「Windows Azure」は、Windows Server系OSを採用したクラウドサービスだ。Windows AzureはすでにWindows Serverなどで稼働しているサービスをクラウド化するものというイメージが強いが、オープンソースソフトウェアも実行でき、さまざまな活用法が考えられる。本特集ではこのようなWindows Azureでのオープンソースソフトウェアの活用について紹介していく。 UNIX/Linux目線のWindows Azure入門ガイド 「Windows Azure」はWindows Serverユーザー向けのクラウドサービスというイメージが強いが、実際にはUNIX/Linux向けアプリケーションも数多く利用でき、UNIXライクなサーバーとして利用することも可能だ。本記事では「UNIX/Linuxに親しんでいるがWindows
米Googleは3月30日、オンラインの翻訳支援アプリケーション「Google Translator Toolkit」に4種類のファイルフォーマット対応を加えたことを発表した。Androidリソースや.po形式に新たに対応、より多くのアプリケーションの翻訳に利用できる。 Google Translator Toolkitは、Googleが提供するWebベースの機械翻訳サービス「Google Translate」をベースとする翻訳ツール。10万以上の言語の組み合わせに対応しているという。対応ファイルフォーマットのファイルをアップロードすることで、ターゲット言語への翻訳が行える。機械翻訳結果を手直しするためのWYSIWYGエディタも備える。 今回対応したファイルフォーマットは、Androidリソース(.xml)、アプリケーションリソース・バンドル(.arb)、Chrome拡張(.json)、G
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