日本中央競馬会(JRA)が、全国10カ所の競馬場およびWINSなど37カ所の場外勝馬投票券販売所に約1200台設置している専用の情報端末がオッズボックスである。従来は文字放送信号を専用インタフェースで受信する方式をとっていたが、第2世代の端末はLANによるIP通信方式を採用。最新ハードウェアへの更新とともに、運用管理の強化が図られた。 任意のオッズ情報を一括プリントアウトする専用情報端末 競馬の楽しみ方は、ここ数年で飛躍的に多様化した。そのきっかけとなったのが、2004年における3連単の販売開始だ。それまで最大153通りしかなかった勝馬投票券の組み合わせが、3連単の登場によって4896通りにまで膨らんだのである。 こうしたバリエーションの拡大に合わせて日本中央競馬会(JRA)が注力してきたのが、勝馬投票券を購入する際に参考となるさまざまな情報を、より簡便な形で提供するためのシステム構築であ
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