楽天は5日、ネット販売サイト「楽天市場」で前日に行った24時間大規模セール「楽天スーパーSALE」の総販売額(流通総額)が130億円に達したと発表した。同社ではこれまで類似の1日セールを行ってきたが、総販売額が100億円を突破したのは今回が初めてだという。 楽天広報部によると、1日当たりの通常の販売額は30億円程度なので、4日のスーパーSALEでは、4倍以上を販売した。このセールのCMや中吊り広告を展開したことで、よく楽天を利用する常連会員だけでなく、新規入会者の獲得や、最近利用しなくなっていた会員に利用してもらえたことが成功した要因だと同社では見ている。 4日のセールでは、半額の自動車や宝飾品といった目玉商品だけでなく、幅広い商品が売れたという。昨年の大震災後にネット販売が増えている米や水といった日用品が多く購入されたほか、春の新生活需要に向けて、机や椅子などの家具、ロボット掃除機などの