細胞生物学者の小保方晴子さんの、今回の偉業に対してまずは敬意を表したい。同じ日本人として非常に名誉に思います。そして、過熱するメディア報道により、プライバシーが侵されないことを望んでいます。過熱する報道によって、今後の研究に支障をきたしてはもともこうもありません。マスコミも(そしてネットでコラムなどを書く我々も)プライバシーの詮索や、旧態依然とした「女性」であることを、ことさら強調した紋切り型の報道は望ましくないと思います。 一方で、今、話題になっている「リケジョ」という言葉への批判に対して、私はそれほど、その言葉自体に「悪意」は感じていません。きょうはその事について書きたいと思います。 「リケジョ」という言葉は、もともと「理科系女子」を差別しようという意図で出されたわけではありません。むしろ理科系を選択する女子学生を応援するために生まれた言葉です。 今後も未来を担う理系女子を支援する活動
