AWSありきのエンジニアリングが普及しすぎてしまっているみたいな話について、国産クラウドであるさくらを中心にいろんな方面から意見が飛び交っている。その中の1つに「コンテナ技術はすべてを理解してから使いなさい」みたいな話があった。果たしてそうなのか、自分なりに考えをまとめてみたいと思う。最初のほうはクラウドについて自分が重要と思ってることを書くので、結論だけ見たい人は最後のほうを読んだらいい。特定クラウドがそれを満たしているとか満たしてないとかそういう批判を書くつもりは特にないので、そういうのを求めている人はブラウザバック推奨。 「クラウドインフラ」の定義をちゃんとしよう クラウド基盤・あるいはクラウド技術という言葉について、そもそも表現の幅に個人差が大きすぎやしないか?と思っていて、単なる(仮想あるいはベアメタルの)計算資源の調達、あるいは単なるVPC(SDN)の調達だけでよいのであれば、