K&F Computing Research(KFCR社)は、GPU等のSIMD型ハードウェアアクセラレータ向けCコンパイラ「Goose」をリリースした。標準価格はパーソナルエディションで99,750円、インスティテューショナルエディションで498,750円。いずれの製品にもコンパイラ本体のソースコード(rubyで記述)が付属。価格には1年間の無償バージョンアップと技術サポートを含んでいる。 Gooseは、GPUを含む各種アクセラレータのAPIやアーキテクチャを、アプリケーションプログラムに対して隠蔽する。そのためPC等の汎用計算機向けにC言語で記述されたプログラムを、ソースコードをほとんど変更することなくアクセラレータ上で動作させられる。 あえてC言語の言語仕様を完全にはサポートせず、ドメイン特化型のコンパイラとなっている。SIMD型アクセラレータ上での実行に適した文法記述のみを処理し、
昨今、キーワードとしてはよく耳にする「OpenCL」。 SIGGRAPH ASIA 2009、会期初日には、そのOpenCL基本情報およびその最新事情をまとめたチュートリアル的セッション「OpenCL:Parallel Programming for Computing and Graphics」が開催された。 OpenCLのプログラミングモデル OpenCLの現状について講演したAMDのOffice of the CTO、Justin Hensley氏 OpenCLは現在ver.1.0が現行バージョンで、アップルのMac OS X Snow Leopardはこれをシステムに統合している。Windows環境下向けとしてはNVIDIAがリリース版、AMDがベータ版をリリースしているという状況だ。早速次世代版の規格策定も進んでおり、OpenCL 1.1は2010年のSIGGRAPH 2010の
米Googleは12月8日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」のMac版とLinux版のベータ提供を開始した。バージョン番号は4.0.249.30。Google Chromeのページから無償でダウンロード入手できる。対応する環境は、Mac版がMac OS X 10.5以降のIntel Mac、Linux版がDebian/Ubuntu/Fedora/openSUSEとなっている。 Mac版とLinux版は「スピード」「安定性」「セキュリティ」というChromeの特長を備えながら、それぞれのOS用のWebブラウザとして機能するように土台から設計し直された。 Mac版の場合、ベータ版に至るまでに29の開発者バージョンがリリースされてきた。Mac版のみで73,804行の専用のコードが書かれ、1,177個のバグが修正されたという。カスタマイズ可能な「新しいタブ・ページ」、Webや履歴の検索に
米Googleは12月8日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」用の拡張機能(Extensions)をベータ公開した。Windows版およびLinux版のChromeの"ベータ版"で利用できる。アドオンによる拡張は、ユーザーからの搭載要望がもっとも多い機能だった。 Chromeに拡張機能を追加するには、対応するChromeから「Google Chrome Extensions (Beta)」にアクセスし、ギャラリーからインストールしたいアドオンを選択する。 Chromeの機能を拡張するアドオンのギャラリー 8日時点でギャラリーには「Google Mail Checker」「Docs PDF/PowerPoint Viewer」「Xmarks for Chrome Beta」など、300以上のアドオンが登録されている。各アドオンのページには、説明、スクリーンショット、利用者数、利用者に
オープンソースのメディアプレイヤー「VLC」に危機が到来している。VLCの開発プロジェクトを進めるVideoLANによれば、開発者不足から「VLC for Mac」の開発がストップしており、新たなボランティアを確保できない限りMac版のプロジェクト自体が崩壊する危険があると警告している。MacNNが16日(米国時間)に伝えている。 VLCはオープンソースベースで開発されているメディアプレイヤー。幅広いメディアフォーマットやソースをサポートしていることで知られており、ヘビーユーザーなどを中心に広く利用されている。もともとはフランスの学術プロジェクトとしてスタートしたものだが、現在ではオープンソースのプロジェクトとしてボランティアベースでの開発が進められている。だがVideoLANによれば、Macプラットフォームの開発者は現時点でゼロの状態であり、予定していた64bit版VLC for Mac
今年の文化祭で書いた記事です。 - C言語といえば、いやなイメージ、過去の遺産といった感じがあるかもしれません。 C言語のネガティブな側面というと、やはりポインタやメモリ管理などが難しい、ということが思いつくかもしれません。 しかし、C言語のポインタは表記に騙されやすいだけで、仕組み自体は全く難しくありません。 文法も、どこぞのPerlやC++と比べたら屁でもない単純さです。 実のところ、仕様が煩雑で難しいのは、Cプリプロセッサなのであります。 普段からあまり複雑な使いかたをしないから気づかないかもしれませんが、Cプリプロセッサの置換処理は、欺瞞と裏切りに満ちた世界なのです。 これが進化するとテンプレートなどといったもっと面白いものになるのですが、今回はCプリプロセッサで計算をしちゃったりするところまで試しにやってみましょう。 (なお、GCCにより実験的に調べた記事なので、他のCコンパイラ
主に漸化式で与えられる問題を解くのに使われる動的計画法(DP)。 DPとメモ化再帰の定義を、フィボナッチ数列を計算するプログラムを例にして考える。 /* 「フィボナッチ 再帰バージョン」 * フィボナッチ数列を漸化式の通りに実装したもの * この計算ではO(1.618^N)つまり指数オーダーの時間がかかる */ #include <stdio.h> int fib(int n) { if(n==0)return 0; if(n==1)return 1; return fib(n-1)+fib(n-2); } int main(int argc, char **argv) { printf("%d\n", fib(10)); return 0; } /* 「フィボナッチ メモ化再帰バージョン」 * 計算結果を配列に保存するようにした再帰 * この計算では線形時間でできる */ #includ
動的計画法(どうてきけいかくほう、英: Dynamic Programming, DP)は、計算機科学の分野において、アルゴリズムの分類の1つである。対象となる問題を複数の部分問題に分割し、部分問題の計算結果の記録を利用して全体の問題を解く手法を総称してこう呼ぶ。 細かくアルゴリズムが定義されているわけではなく、下記2条件を満たすアルゴリズムの総称である。 帰納的な関係の利用:より小さな問題例の解や計算結果を帰納的な関係を利用してより大きな問題例を解くのに使用する。 計算結果の記録:小さな問題例、計算結果から記録し、同じ計算を何度も行うことを避ける。帰納的な関係での参照を効率よく行うために、計算結果は整数、文字やその組みなどを見出しにして管理される。 「動的計画法(dynamic programming)」という言葉は1940年代にリチャード・E・ベルマンが最初に使いはじめ、1953年に現
x264 is a free software library and application for encoding video streams into the H.264/MPEG-4 AVC compression format, and is released under the terms of the GNU GPL. Features Overview Provides best-in-class performance, compression, and features. Achieves dramatic performance, encoding 4 or more 1080p streams in realtime on a single consumer-level computer. Gives the best quality, having the mo
An Introduction to the World of Java Programming Created by master computer programmer James Gosling of Sun Microsystems, the Java programming language revolutionized the world of computing when it first appeared in the mid-1990s. Specifically designed with a minimum of implementation dependencies, Java remains in wide use today, with its most recent version, Java 17, having been released to the p
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