心に湧いてくる感情にぴったり合う言葉が見つけられない…。 言葉で表現しようとすると、ひどくまどろっこしくなってしまう…。 誰しもそんな経験を一度はしたことがあるのではないだろうか。 私たちは言葉があることで、思考することができ、他者と”目に見えないもの”を共有することができる。一方で、言葉によって私たちの思考は規定され、その範疇をはみだす部分については、表現することをあきらめざるをえない場合もある。 だが、そんな「日本語では表現できなかったもの」を的確に表す言葉や、意識すらしたことがなかった世界を示す言葉に、外国語を学ぶなかで出会うことも少なくない。 本書は、世界の様々な国に暮らした経験をもつ筆者が、「他の国のことばではそのニュアンスをうまく表現できない『翻訳できないことば』たち」を世界中から集めてまとめた一冊だ。 *** その「単位」ありなんだ・・・ 長さの単位にはメートルの他にマイルや
ジャストシステムの日本語入力システム「ATOK」は、翻訳者のあいだでも以前から定評があります。 いろいろな辞書アドインを連携する機能は以前からあったのですが、この2月に発売された新バージョン「ATOK 2016」に、イミクルという機能が追加されたのを機に、少なくとも私のまわりでは、ちょっとした話題になっています。 簡単に言うと、従来はあくまでもATOKの補助機能だったので、入力中や変換中に辞書を参照することもできる、というくらいの扱いでした。 一方、新しいイミクルだと、 範囲選択して任意に引ける ようになった。この1点がかなり大きいのかもしれません。 この新機能のおかげで、初めて(もしくは、久しぶりに)ATOKを入れてみる、という方もちらほら。 ただし、ATOKにおける辞書の設定や動きはちょっとわかりにくいかもしれません。そこで、いつものように自分の整理も兼ねて、ATOKの辞書についてまと
世界初、話した言葉を指でなぞった軌跡に文字表示する「しゃべり描きUI」 ・画面の好きな場所を指で長押しして話しながらなぞると、話した言葉がなぞった軌跡に文字で自由な形状で表示される ・指先から文字が湧き出る直感的で楽しい操作 ・文字を書く手間がなく、筆談より手軽に会話 ・様々な機能と組み合わせて色々な使い方ができる 多彩な機能で円滑で多様なコミュニケーションを実現する「しゃべり描きアプリ」 ・「しゃべり描きUI」にお絵描き機能を組み合わせることにより、話した文字を、手描きのイラストなどと一緒に表示し、わかりやすく豊かに表現 ・「しゃべり描きUI」に多言語翻訳機能を組み合わせることにより、表示した文字をその形状のまま翻訳でき、外国人にもわかりやすく意思表示可能
「シャルリー・エブド」誌襲撃事件の後、フランスと日本のメディアによる報道を追っていて、この事件への反応や解釈が両国でまったく異なっていることに気がついた。 大まかに言えば、フランスの場合は、「シャルリー・エブド」の編集方針に賛成でない人、あるいは同誌を読んだことがない人でもほぼ全員が、同誌への抗議の手段として殺人という最大の暴力が行使されたことに激しく怒りを覚えたのに対し、日本の場合には、「テロは良くないが」というただし書き付きで、「でも表現の自由と騒ぐのは西欧中心主義ではないか。表現の自由にも、他者の尊厳という制限が設けられるべきでは」と表明することが少なからず存在した。 ここではその点については触れない。それとは別に、取り急ぎ指摘するべき問題が一つあるからだ。 1月13日付読売新聞の夕刊、国際欄に出ていた記事のことだ。今日14日水曜日、襲撃事件後初めて発行される「シャルリー・エブド」最
アメリカ映画の登場人物はスターバックスを嫌い、コール・オブ・デューティで遊び、日本車の悪口を言う。それらが吹替版に反映されることは少ない。この画像のセリフも吹替版だと「チェーン店」になっている。これはイギリス映画だけど。 ワシが吹き替えたろか? 「字幕と吹替、どっちがいいかは?」はよくある話だけど、俺は圧倒的に字幕派だ。最近『ミニオンズ』の吹替版をしょうがなく観に行った。宣伝でネタバレしているとはいえボカして書くけど、劇中出てくる少年の声優がこの人だった。シリーズ映画だから再登板しただけなんだけど、この人は60年代の英米を舞台にした映画の雰囲気にビタイチたりとも合ってなかった。芸能人吹替のせいで映画が完全にブチ壊しになっていた。 字幕で消耗してます 今回のエントリは最近話題になった「まだ字幕で消耗しているの? 吹き替えは楽だぞぉ。」の反論エントリだ。potatostudio.hatenab
2014/10/14 追記: 補足記事を書きました。なぜ誤訳指摘をしたか ぼくは、ずっと昔から「ひどい翻訳」というものに憤りを感じてきた。 以前、別の記事に書いたこともある。 統計学を拓いた異才たちのようなひどい翻訳を見るたびに、どうして世の中からはこの手の悲劇がなくならないのかとため息が出る。 この前、またひどい翻訳を目にする機会があった。 C言語でプログラミングする際の覚書 ちょっと原文と比較すると致命的な誤訳がいくつも見つかる、最低クラスの翻訳だ。 やれやれと思いながら、翻訳のひどさを嘆くコメントをはてブに残して、ツイッターに流した。 pretty printers を優秀なプリンターと訳しているのを見て、これはちょっと手のつけようのない何かだと悟った / “C言語でプログラミングする際の覚書(Notes on Programming in C) - YAMAG…” URL 2014
アニ @gorotaku この歌詞は「ミス」とかではなくて、極めて緻密な計算に基づくプロの仕事だと思う。詳しくは僕の授業で。 / “アナと雪の女王の主題歌『ありのままで』の歌詞がトンデモ訳だったことが判明wwwwwこれはひどいwwwww” htn.to/mVZdEL 2014-08-05 02:20:06 アニ @gorotaku そもそも根本的な大前提として、英語と日本語の音節構造の違いがあるんだよね。英語の"let it go"は音三つに乗るわけだけど、同じ三音に日本語では「ありの」とか「ままの」とか「たらこ」とかしか乗らない。日本語として自然な歌にするなら、情報量は絶対に英語版より減ってしまうわけです 2014-08-05 02:22:59
あとは外付けHDDとRAID BoxとUSB NICも接続しています[5]。 使用しているUbuntuのバージョンは12.04であり、これを13.10にアップグレードしても良かったのですが、前述のとおりLibreOfficeの翻訳に可能な限り時間を割きたかったので、これはしません。 とは言えPCは新しくなったのでカーネルやXも新しくしたいです。そこで思い出すのはHWEです。HWEについては第278回に解説があるのでご覧ください。ここではカーネルにしか触れていませんが、12.04では新しいXも提供しており、これをインストールするとカーネルも新しくなります。今回のような用途を意図してHWEを提供しているのかどうかはわかりませんが、ぴったり当てはまりましたし、Ubuntuを使っていて良かったと思います。 移行の際の作業 HDDの移行 これまで使用していたHDDから新しいHDDに移行するのに、定
インフィニシスは、50以上の言語の翻訳がワンクリックで行えるソフト「Just Translate」(Mac版)のバージョン2.9を、同社運営のインターネット通信販売サイトを通じて販売開始した。価格は1,980円。 同ソフトは、インターネットの翻訳エンジンを利用して、50言語の翻訳がワンクリックで行えるというもの。自動的に原文の言語を認識し、訳文の保存、プリント、書き込みができる。原文をテキストファイルから読み込めるほか、スペルチェック機能を装備。また、中国語、韓国語、タイ語などにアルファベットの読み方をつける機能も搭載している。今回提供されるバージョン2.9ではOS X Mavericks対応になったほか、いくつかの不具合が修正されている。 対応OSは、Mac OS X 10.5以上。11月19日までの期間限定で20%オフの1,584円での提供を行なう。なお、このキャンペーンはWindow
このたび白澤社では中村桃子著『翻訳がつくる日本語』を刊行しました。 概要 書 名:翻訳がつくる日本語 副書名:ヒロインは「女ことば」を話し続ける 著 者:中村桃子 体 裁:四六判並製、208ページ 本体価格:2,000円+税 ISBN978-4-7684-7951-3 C0081 内容説明 ヒロインたちは強くなっても「女ことば」を話し続ける!? 女らしい「女ことば」を話し続けているのは、日本人女性ではなく洋画のヒロインたちだった!? 『ハリー・ポッターと賢者の石』のハーマイオニーも、『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラも、映画『エイリアン』の戦う女リプリーも、「〜わ、〜だわ、〜のよ」と、コテコテの「女ことば」で話す。 一方、男性は、洋画の白人ヒーローが話すときは主に「標準語」だが、ビバリーヒルズの男子高校生たちは、現実の日本の若者たちが使わない「〜やあ、〜さ」とキザに、気さくに話しかけ
目次 1. 基本概念 2. 概要 3. ファイル ヘッダ 3.1 MS-DOSのスタブ(イメージのみ) 3.2 シグネチャ(イメージのみ) 3.3 COFFファイル ヘッダ(オブジェクトとイメージ) 3.3.1 マシン タイプ 3.3.2 特性 3.4 オプション ヘッダ(通常はイメージのみ) 3.4.1 オプション ヘッダの標準フィールド(イメージのみ) 3.4.2 オプション ヘッダのWindows NT固有フィールド(イメージのみ) 3.4.3 オプション ヘッダのデータ ディクショナリ(イメージのみ) 4. セクション テーブル(セクション ヘッダ) 4.1 セクション フラグ 4.2 Grouped Sections(オブジェクトのみ) 5. 他のファイル内容 5.1 セクション データ 5.2 COFFの再配置(オブジェクトのみ) 5.2.1 タイプ インジケータ 5.3 CO
「WEB-Transer@クラウド」は、法人向けに、高精度な機械翻訳やWordやExcelなどに翻訳機能を付加するオフィスアドイン翻訳機能、ユーザー別に設定できるユーザー辞書/翻訳メモリ機能など、ワンランク上の自動翻訳機能を提供するクラウドサービスです。本サービスは2011年より開始され、多くの企業ユーザー様にご好評をいただいております。 この度、新たに加わる「中国特許翻訳サービス」は、弊社が蓄積してきた中国特許翻訳に関するノウハウと、特許翻訳を専門に扱う株式会社知財翻訳研究所様の監修により実現した、新開発の「中国特許翻訳エンジン」を搭載しています。特許文の独特の構文や熟語を解析処理することで、従来の自動翻訳では得られかなった高品質の中国語特許翻訳を提供いたします。電気電子、機械工学、金属、医療医学、化学、数学物理、航空宇宙、海洋船舶の専門語辞書も装備し、より専門性の高い翻訳出力を実現して
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