アップルは2010年9月初旬に、タッチスクリーンを搭載した第6世代「iPod nano」を発売した。市場調査会社であるアイサプライは、この新型iPod nanoの分解して分析を行った。その結果、サムスン電子と東芝、サイプレス セミコンダクタ、シーラス・ロジック、STマイクロエレクトロニクスのチップが搭載されていることが明らかになった。 アイサプライの分析レポートによれば、新型iPod nanoの8Gバイトモデルの部品コスト(BOM)が43.73米ドルである。これは、第4世代のiPod nanoの40.80米ドルに次いで、歴代のiPodで2番目に低いBOMだという。 アイサプレイのディレクタで、主席アナリストと分解サービスマネジャーを兼務するAndrew Rassweiler氏は、「新製品に新たな機能をたくさん盛り込むという多くのメーカーが採る手法とは異なり、アップルは第6世代のiPod n