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ブックマーク / www.webdice.jp (19)

  • 黒沢清監督「ラブストーリーを撮りたいと思った事はない」、カンヌ受賞『岸辺の旅』 - webDICE

    映画『岸辺の旅』より ©2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINEMAS 年度のカンヌ国際映画祭「ある視点部門」で日人初の監督賞に輝いた、黒沢清監督の最新作『岸辺の旅』が10月1日(木)から日公開となる。 湯香樹実による同名小説を原作に、3年間の失踪の後、「俺、死んだよ」という言葉とともに突然帰宅した夫と、戸惑いながらも空白の期間を埋めるべく、2人でかつてお世話になった人々のもとを訪れる旅に出ることを決意するとの関係を描いている。2003年の『ドッペルゲンガー』をはじめ、「死んだ人」と「生きている人」が共に暮らす、という黒沢監督らしいモチーフを用いながらも、今作は深津絵里と浅野忠信が演じる夫婦の生活と旅の軌跡を丹念に追うことで、これまでの黒沢作品にはなかった、シンプルだけれど味わい深いドラマに仕上がっている。深津絵里の演技のリアリティ、そして浅野忠信の独特の存在

    黒沢清監督「ラブストーリーを撮りたいと思った事はない」、カンヌ受賞『岸辺の旅』 - webDICE
  • ティムバートン版スーパーマン中止の顛末が映画に - webDICE

    アレハンドロ・ホドロフスキー監督が70年代に着手した未完のSF映画制作をめぐるドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』が現在公開中のなか、今度は1996年にティム・バートン監督、ニコラス・ケイジ主演、ケヴィン・スミス脚で制作されるはずだったものの中止となったスーパーマン・シリーズ『Superman Lives』頓挫の顛末を描くドキュメンタリー『The Death of Superman Lives: What Happened?』の予告編が公開された。 監督は『ABC・オブ・デス』にも参加したジョン・シュネップ。今作はクラウドファンディング・サイトFanBackedでポスト・プロダクションや追加編集などの費用に充てるためのファンドがただ今行われている。 ▼映画『The Death of Superman Lives; What Happened?』予告編 ■FanBacked『The

    ティムバートン版スーパーマン中止の顛末が映画に - webDICE
  • 『エイリアン』クリエイターのギーガー死去 74歳 - webDICE

    5月13日、映画『エイリアン』のクリエイターとして知られるスイス人のデザイナー/イラストレーター、H.R.ギーガーが亡くなったことが報道された。享年74歳。 ギーガーは1940年生まれ。1973年にジャケットを手掛けたエマーソン・レイク&パーマーの『恐怖の頭脳改革』が世界的にヒット。続いて1975年、当時46歳のアレハンドロ・ホドロフスキー監督が着手したSF映画『DUNE』に参加するも製作が頓挫。その後、リドリー・スコット監督の『エイリアン』(1979年)でクリーチャーのデザインを手がけた。 6月14日(土)から日で公開されるドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』では、ギーガー人がインタビューに答え、『DUNE』製作の顛末を語っている。 【SWISSINFO】‘Alien’ creator H.R. Giger is dead http://www.swissinfo.ch/en

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  • この大虐殺には日本も関与していた─映画『アクト・オブ・キリング』デヴィ夫人によるトーク全文 - webDICE

    映画『アクト・オブ・キリング』より © Final Cut for Real Aps, Piraya Film AS and Novaya Zemlya LTD, 2012 60年代にインドネシアで行われた100万人規模の大虐殺。その実行者たちにカメラを向け、虐殺の模様を映画化するために彼らに殺人を演じさせたドキュメンタリー『アクト・オブ・キリング』が4月12日(土)よりロードショー。公開にあたり、3月25日にシネマート六木で行われた特別試写会で、元インドネシア・スカルノ大統領夫人のデヴィ夫人、そしてジョシュア・オッペンハイマー監督が登壇した。 デヴィ夫人は1962年、当時のインドネシア大統領スカルノと結婚し、第三夫人となった。1965年9月30日に、後に「9.30 事件」と呼ばれる軍事クーデターが勃発。夫スカルノは失脚し大統領職を追われ、デヴィ夫人自身も命からがら亡命した。今作は、その

    この大虐殺には日本も関与していた─映画『アクト・オブ・キリング』デヴィ夫人によるトーク全文 - webDICE
  • バンクシー公式サイトに新作を一気にアップ - webDICE

    バンクシーのオフィシャルサイトに新作が一気にアップされた。 また、初監督作の『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』のDVDは2月3日に発売される。 バンクシー公式サイト http://www.banksy.co.uk/

  • この通販生活「原発国民投票」CMをTV局拒否 - webDICE

    通販生活の秋冬号「巻頭特集原発個民投票」のテレビCMをテレビ局が拒否した模様。 天野祐吉さんのブログで指摘。 これって意見広告? [ことばの元気学] http://amano.blog.so-net.ne.jp/2011-11-21

    akakit
    akakit 2011/11/22
  • 「電力やエネルギーを使って音楽をやるとは─作り手として問いかけ、挑発している」三輪眞弘が『作曲家の個展2011』で新作を発表 - webDICE

    10/2(日)サントリーホールにて、オーケストラとガムランをテーマに近作そして新作『「永遠の光・・」オーケストラとCDプレーヤーのための』を披露。 メディアアーティストであり作曲家の三輪眞弘がサントリー芸術財団によるコンサートシリーズ「作曲家の個展」に参加。10月2日(日)にサントリーホールでコンサートを行う。「作曲家の個展」はサントリー芸術財団が法人アーティストの振興を理念に日の優れた作曲家に焦点をあて、その代表作を紹介するコンサートで、31回目を迎える。今年は三輪氏が、指揮に野平一郎氏、そして管弦楽に東京都交響楽団そしてガムランアンサンブル・マルガ・サリとともに委嘱新作と近作を披露する。昨年度の芸術選奨や、「逆シミュレーション音楽」でメディアアート界において権威あるアルスエレクトロニカ ゴールデン・ニカ賞を受賞するなど、世界的に注目を集めている三輪氏に、オーケストラそしてガムランとい

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  • NAOの日記 『グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独』クロスレビュー:永遠の憧れ - webDICE

    亡くなってまもなく30年というのに、なお人気の高いグレン・グールド。音楽に疎い私にとっても、特別なピアニストである。うらやましいほどの指の動き、音楽の中で陶酔するような弾き方、そして若いころの美しさ。映像が多く残っていることも大きいだろう。 これまでのドキュメンタリーで使われた映像が多い中、この作品で新しいのは、グールドを個人的に知る人たちの言葉である。もし元恋人が目立ちたいがために登場し、暴露話をするというなら嫌悪すべきものだが、これらの人々はグールドの人となりを語り、懐かしみ、新たな人物像を与えてくれる。完全な人嫌いではなく、ロマンチストだったり、相手の子供に思慮深く接したり、寂しさを感じていた面もあったのだろう。周囲の人に語られるグレン・グールドはやはり実在の人物だったのだと、改めて感じる。ラストは、予想通りの曲・シーンではあったが、やはりグールドを悼む言葉には、涙をこぼしてしまった

    akakit
    akakit 2011/10/22
  • 森達也氏の『A3』賞受賞に対する講談社への抗議書 - webDICE

    オウム真理教を題材とした『A』『A2』を監督した森達也氏の著書『A3』が講談社ノンフィクション賞を受賞した事に対してジャーナリスト、弁護士の青沼陽一郎、滝太郎、藤田庄市の三氏が書そのものではなく書に賞を与えた講談社に対して抗議している。その抗議書をジャーナリストの有田芳生氏がネットで掲載。 書を読んでいないので、抗議文を読んだだけなのだが、趣旨は松死刑囚の弟子が行った一連のオウム事件を森達也氏は「弟子の暴走」と片付けているのは松死刑囚が首謀者でないという論であり、それは事実と違うという事であろうか。ただ、抗議文では書から森氏の「ただし弟子たちの暴走を促したのは麻原だ」という言葉を引用しているので、これだけを読むとこの点では抗議の意味が無いように思えるが、抗議の矛先は、森氏への抗議ではなく講談社ノンフィクション賞という権威ある賞が受賞させたという、その事に対しての抗議書。 【資

    akakit
    akakit 2011/09/04
  • 「家でぽろぽろ弾いてふと歌った言葉こそ自分を知ることができる鍵」─非凡の才を持つ女性シンガーmmm(ミーマイモー)インタビュー - webDICE

    ほのかにブルースをたたえたメランコリックな声質ながら、そこに驚くほどの芯の心の強さを感じさせる。mmm(ミーマイモー)は、コンスタントなライブ活動で育まれた素朴な歌の持つ強度と、それをしなやかにサポートするサウンドのクオリティにより、2009年のデビュー以降、熱烈なファンを増やしている。インプロビゼーションの分野を中心に意欲的な試みを続けている音楽家・宇波拓の丹念なプロデュースワークも冴えわたっているアルバム『パヌー』は高い評価を獲得。その後4月14日に発売されたレーベル・メイトoono yuuki(オオノユウキ)のアルバム『stars in video game』にも参加を果たしている彼女に、創作のプロセスについて、そして気取らない相貌の奥にある音楽へ向かうたゆまぬ意思について語ってもらった。 きれいなコードがあるとうれしい ── デビュー作『パヌー』についておうかがいします。制作にあた

    「家でぽろぽろ弾いてふと歌った言葉こそ自分を知ることができる鍵」─非凡の才を持つ女性シンガーmmm(ミーマイモー)インタビュー - webDICE
    akakit
    akakit 2011/05/07
    ミーマイモー 想像したより渋い声でよいです。
  • 「メロトロンはチェンバリンのアイデアを盗んで生まれた」多くの心酔者を持つ楽器誕生の秘密に迫る『メロトロン・レジェンド』監督インタビュー - webDICE

    ブライアン・ウィルソン、リック・ニールセン、マシュー・スイート、アル・クーパーらが日陰の運命を辿った楽器を語るドキュメンタリー 映画『メロトロン・レジェンド』のディアナ・ディルワース監督 1950年代の登場以来、楽器音や効果音を再生可能な言わばサンプリングの元祖と言える機能とノスタルジックな音色で、60~70年代のロックやポップミュージックの現場で愛された楽器・メロトロン。ビートルズやムーディー・ブルース、とりわけキング・クリムゾンをはじめとしたプログレッシブ・ロックの世界に多大なる貢献を果たしたこの楽器の誕生から現在に至るまでを、制作に携わった関係者や、ブライアン・ウィルソン、ジェシー・カーマイケル(マルーン5)、マシュー・スイート、アル・クーパーなど蒼々たるミュージシャンたちの証言から明らかにしていくのが『メロトロン・レジェンド~チェンバリンとメロトロンの数奇な物語~』だ。今作の日

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  • リアル!未公開映画祭で上映決定、決して素性を明かそうとしない音楽家の実体を解明する『ジャンデック~謎のミュージシャンの正体を追う~』 - webDICE

    テキサス州のアシッド・フォーク・シンガー、ジャンデック(ヤンデック)のドキュメンタリー。その経歴が謎に包まれたアーティスト、JANDEKの音楽の素晴らしさを、雑誌編集者やラジオDJの証言とともに伝えた作品。 2003年/アメリカ/88分 監督:チャド・フライドリッヒ 製作スタッフ:チャド・フライドリッヒ、ポール・フェラー 「アングラの自分」としてのイメージ作りの巧みさに衝撃 ── 大槻ケンヂ 作品のタイトルにもなっている「ジャンデック」とは、ある一人のミュージシャンの名前だ。彼は1980年代から、実に30枚を超えるアルバムを自主制作で発表している。彼の曲にはメロディもほとんどなく、コード進行やサビなども存在しない。そしてその経歴の一切は謎に包まれている…。そんな謎のアウトサイダー・ミュージシャン、ジャンデックを追ったのがこの作品だ。 TOKYO MX「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」のオ

    リアル!未公開映画祭で上映決定、決して素性を明かそうとしない音楽家の実体を解明する『ジャンデック~謎のミュージシャンの正体を追う~』 - webDICE
  • 「母性っぽいのって大キライなんです(笑)」─ポップスの魔法を信じる小島麻由美、初のライブDVDをリリース - webDICE

    ムーンライダーズとの共演を果たした映画主題歌『ゲゲゲの女房のうた』も話題の小島麻由美が、自身初となるライブDVDをリリースした。監督にタケイ・グッドマンを迎えた『BLUE RONDO LIVE!』は今年5月、アルバム『BLUE RONDO』発売後に行われた赤坂BLITZの公演を収録。最新作からの楽曲はもちろん、ライブでの人気曲まで、ライブのダイナミズムをパッケージした今作は、彼女の次の創作への手がかりとも言える。郷愁とほがらかなポップセンスを交え、マイペースな活動を続ける創作意欲について聞いた。 パッと聴いて何を歌ってるのかが解る、というのがいい ―― 普段の曲作りにおいて、一過性の流行の言葉ではない、聴き手がイメージを広げられる歌詞ということは意識しますか? 背伸びをしないで、あまり難しい言葉を使わないことですよね。あと聴いてきれいな響きのほうがいい。そういうことはちょこっと考えます。

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  • 「水木さんの妖気が音楽でも出せれば」鈴木慶一と小島麻由美が語る『ゲゲゲの女房』の音楽 - webDICE

    鈴木慶一(右)と小島麻由美(左) NHKの連続テレビ小説を皮切りにした2010年の水木しげるブームの決定打となる、11月から公開の映画『ゲゲゲの女房』。そのエンディング・テーマが『ゲゲゲの女房のうた A Ge Ge Ver.』として、ムーンライダーズ feat. 小島麻由美によりリリースされた。日ポップスシーンの両雄によるコラボレーションが実現した今作品について、小島麻由美と、貸屋の主人として映画にも出演し、劇中の音楽も担当した鈴木慶一は、ともに刺激を受けた制作だったことを語った。 より妖しげなストレンジなものになるんじゃないか(鈴木) ──まず今回のコラボレーションが実現することになった最初のところから教えてください。 鈴木慶一(以下、鈴木):おおもとは映画なんですね。『ゲゲゲの女房』に鈴木卓爾監督から私が出演依頼を受けたんです。一日ロケに行って、貸し屋の親父の役をやって、それでさ

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  • webDICE - 骰子の眼 - 民間人を少なくとも19人射殺。日本以外、世界中でガザ支援船攻撃に対してイスラエルへ抗議デモ

    スウェーデン、ストックホルムのデモの様子 Uploaded on June 1, 2010 photo by liftarn 現地時間、5月31日未明、パレスチナ自治区ガザへ支援物資を届ける目的で航行していたトルコの人道救援活動団体の船団が、イスラエル軍による攻撃を受け、活動家ら9人(CNNによる)が死亡した。アルジャジーラによると少なくとも19人が殺され、数十人が負傷しているという。 イスラエル国防軍は「日常的に行われている安全かつ許可された方法に従って物品や人道支援物資を運搬するよう、船団に対し何度も忠告したが、活動からの攻撃を受け、身の危険を感じたため防衛措置をとった」とまず自己防衛だといい、ネタニヤフ首相は「彼らが意図的に兵士を攻撃した」と述べている。 一方、攻撃を受けた船団の支援組織の1つである「Free Gaza Movement(フリー・ガザ・ムーブメント)」は、「4時30分

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  • 『レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏』公式サイト

    サッカーの試合に欠かすことの出来ない存在「レフェリー」 そのレフェリーの視線で見つめる“もう一つのサッカー”がここにある。 2010年6月11日から7月11日まで2010FIFAワールドカップが南アフリカで開催される。国際試合ではその結果が国家レベルで大きな影響を及ぼすスポーツ「サッカー」。 ヨーロッパのベスト・レフェリーに選出されたイングランドのハワード・ウェブはEURO2008の決勝で主審を務めるという固い意志を持っていた。 しかし、彼が試合中ポーランド・チームに下したジャッジが大きな波紋を呼ぶ。それはポーランドの首相をして「誰かを殺したい」と言わしめた。サッカーの試合を陰で支えるレフェリーの決して表に出ることのない姿を捉えたUEFA(欧州サッカー連盟)公認ドキュメンタリー。 監督コメント 私はかつて誰も目を向けなかったものに対して目を向けたかったのです。 ── イブ・イノン監督 コメ

  • webDICE - TOPICS - STUDIO VOICE 8月6日発売号で休刊!!

    創刊32年でスタジオボイス、ついに休刊! Twitterでつぶやき情報が廻って来たので、編集部に確認の電話をしたところ、松村編集長が電話に出て、「そうなんです、次の8月6日売りで休刊となりました。編集会議はこれからなので最後の特集はまだ決めていません」とのこと。 インファス・パブリケーションズの経営的判断ということです。 次々と雑誌が休刊に追い込まれる2009年、メディアの大きな変わり目の渦潮の中に私たちはいるのだと実感。 いわゆるサブ・カルチャーをカタログ的に体系立てて新しい若い読者に伝えて来た老舗の雑誌が休刊することは当に残念。

  • ほろにがの日記 『トウキョウソナタ』 - webDICE

    黒沢清監督の映画は、彼の映画理論を実践する実験室のようなものではないだろうか。膨大な映画知識を武器に、常に映画の可能性と革新性を追い求め、作品ごとにその作家性を研ぎすませてきた。自分もそのような黒沢作品に魅了され、新作を楽しみしている一人である。 新作『トウキョウソナタ』は〈家族〉の物語だ。人も表明しているように、これまで黒沢監督は〈家族〉を描くことを意識的に避けてきた。それは映画で〈家族〉を描くことの難しさー例えば「卓」といった卑近な日常風景の画にならなさーといった映画作家としての危機回避によるものと思われるが、今回、持ち込まれた企画とはいえ、黒沢監督として初めて〈家族〉をテーマに据えている。それも、父と母、大学生と小学生の息子というごく平凡な4人家族の物語だ。黒沢監督がどのような切り口で見せるのか、否が応でも期待は高まる。 現代の東京に暮らす4人家族が、父の失業をきっかけに、それま

    akakit
    akakit 2009/01/13
    「本作には、これまでの黒沢作品には見られなかった驚くべきショットが紛れ込んでいる」
  • この家族がどのような結末を迎えるかはぜひ劇場で確かめていただきたい『トウキョウソナタ』クロスレビュー - webDICE

    (C)2008 Fortissimo Films/「TOKYO SONATA」製作委員会 ウェブダイスユーザーに『トウキョウソナタ』のレビューを書いていただきました。 【作品解説】海外映画祭で高い評価を受け、世界が認める巨匠、黒澤清監督が現代日の家族を映し出した。一見、外から見ると平凡で幸せそうな家族。しかし、その平凡というのは以外と簡単に崩壊する。そんな日常の中に潜む閉塞感やそれぞれの家族の抱える悩みや問題を独特の空気感で描き出す。 ■黒澤清監督インタビュー(プレスシートより抜粋) ーこの作品を撮るきっかけをお聞かせ下さい。 プロデューサーから、マックス・マニックスさんの脚を渡されて読みました。そこには、僕自身がオリジナルで書こうとすると到底思いつかないような、シンプルで力強い親子の物語が書かれていました。そんな話を僕に持ってきてくれたのは嬉しい驚きだったんです。僕は、これまでに、疑

    この家族がどのような結末を迎えるかはぜひ劇場で確かめていただきたい『トウキョウソナタ』クロスレビュー - webDICE
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