「軽いノリじゃダメですか?」。仲間内のイベントならばいいのかもしれない。でも、この言葉は、自民党が5月に発表した政策パンフレット「国に届け」の中で描かれた漫画のタイトルなのである。今夏の参院選から新たに18歳の若者が有権者になる。そこで投票を促そうというわけだが、その内容から透けて見えるものとは−−。【江畑佳明】 この記事は有料記事です。 残り2558文字(全文2716文字)
就活と同時に結婚を意識させられる女子学生「女子就活は今」シリーズ1回目。 今回のテーマは「就活と結婚」です。 男子学生はぼんやり考え、あるいは考えなくても、何の問題もありません。 しかし、女子学生は意識する学生、あるいは意識せざるを得ない学生が多くいます。 それが、就活に悪影響を及ぼすこともあります。ま、自分の本タイトルを使えば「騙される」。 地方の学生を取材していると、女子学生を中心に地元企業にこだわる方が多数います。 それも、就活序盤では首都圏・関西圏を含め、どこでもいい、としていた方が地元企業に転換する、という例もあります。 その理由は他でもない、結婚にありました。 首都圏就活を希望したら親が大反対熊本の女子学生Aさんは、当初、首都圏のIT業界志望でした。 5年か10年働いて、スキルができたら、今度は地元に転職するつもり、最初はそう話していました。 ところが次に会った時は、地元企業に
日本人は妊娠リテラシーが低い、という神話――社会調査濫用問題の新しい局面 田中重人 社会学・社会調査法 科学 #妊娠リテラシー#妊孕力 「日本人の妊娠・出産に関する知識レベルは国際的にみて低い」という論が幅をきかせている。その根拠としてよく持ち出されるのが、 カーディフ大学の研究グループが2009–2010年におこなった国際調査 International Fertility Decision-making Study (IFDMS) である。 この調査は、2013年にいわゆる「女性手帳」の創設を「少子化危機突破タスクフォース」が提言した際にも、資料の中で使われていた。また、2014年の「新たな少子化社会対策大綱策定のための検討会」においても、「日本はトルコの次に知識が低い」というデータとして紹介された。 「新たな少子化社会対策大綱策定のための検討会」(第3回会合、2014年12月12日)
日本では、経済的困難などの理由で奨学金をもらう学生が増えている、という話をアメリカの大学教授の友人にしたら、けげんな顔をされた。なぜそれが問題なのか、と。 若年層の所得がのびず、卒業後、奨学金の返済が困難になる若者も増えていると説明すると、今度は「おまえの言っている奨学金(スカラシップ)というのは、教育ローン、つまり借金なのでは」と言われてしまった。 アメリカで「スカラシップ」といえば通常、成績優秀者に対して、学業に専念してもらうために給付される返済不要なものをいう。一方、卒業後、返済しなければならないものは「教育ローン」、つまり借金であると意識される。 この記事は有料記事です。 残り908文字(全文1189文字)
Apple / Contando Estrelas Appleが、今年の母の日用のCMで、いくつかの国での放映分ではレズビアンカップルが登場する場面を削除していると指摘されています。日本向けのバージョンでも、レズビアンカップルは消されてしまっています。 詳細は以下。 Apple ‘edited out’ lesbian mums from international TV ads · PinkNews このCM、"Shot in iPhone"(『iPhoneで撮影』)は、2016年の母の日のキャンペーン用に製作されたもの。米国、英国、カナダ、オーストラリアで放映されたオリジナル版はこちらです。 0:12のところで、ふたりの赤ちゃんを間に挟んでベッドで寝ている女性ふたりが映るでしょう? ほら、この場面。 V a n e s s aさん(@_vanessaroy)が投稿した写真 - 2016
数日前の日曜、街の路地で一人の女の子(10~12歳くらいか)が一人でコンビニおにぎりを食べていた。 最初にその姿を見たときは特に意識していなかったのだが、別の場所で用事を済まして30分後に同じ道を通ると、その女の子がまだ一人で立っていた。 こんな街の薄暗い路地で女の子が30分も一人なのはおかしいぞ。もしかして親とはぐれたのか? と思い、勇気を出して声をかけた。 「何してるの? 独りなの? 友達か親と一緒じゃないの?」 すると、女の子は驚いた表情をして「親がいます。親がいます」と慌てた口調で答えてくれた。 俺はその答えを聞くと安心して、「だったら良いけど、独りだと危ないから気をつけてね」とだけ言って、その場を離れた。 昨夜、ふと自分の行為がアウトとまでは言えないにしても、グレーゾーンだったのではないかと思い、 地域を管轄する警察署のサイトを開き、「児童に対する声かけ事案」のページで当日の記録
日本の裏側、イギリス南部ブライトンの地から、地べたの目線で、イギリスと日本と世界を串刺しにする鋭い通信を送信し続ける在英20年の底辺託児所保育士、ブレイディみかこさん。 近年、『アナキズム・イン・ザ・UK』『ザ・レフト』を著し、「ele-king」やyahoo newsだけではなく、「月刊みすず」、季刊誌「atプラス」などの媒体でも、彼女の「地べたの目線」が感じられる記事を読む事ができます。 一月、この夏に刊行予定の書籍の取材で一時日本に戻られたブレイディみかこさん。二月上旬、ご多忙中にもかかわらず、AEQUITASは懇談する機会をもたせてもらうことができました。ここに懇談のすべてをお届けします。 ブレイディみかこ(BRADY Mikako) 1965年、福岡県出身。1996年からイギリス在住、現在南部のブライトンに在住。保育士。ライター。著書に『アナキズム・イン・ザ・UK——壊れた
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