意味不明なタイトルをつけたが、そういう感想だから仕方ない。「この世界の片隅に」はという映画(原作も含め)は時代考証のレベルを超え、(考現学というのかな?) 生活習慣や風俗、文化、地理、建物、看板、放送局のアナウンス、雑踏に響く声、当時の気象 その時代、そこに暮らしていた人の佇まいなどを、 背景に至るまで徹底的に調査して描かれた作品らしい。 で、この映画を見た感想はVRだ。ヴァーチャルリアリティー映画。昭和時代を描いたアニメだけど。 2時間と6分、昭和10年から20年までの広島や呉で暮らしていたような錯覚を覚えるようなVR感覚である。ヘッドマウントディスプレイ感覚。 このようにありとあらゆる情報(テキストというか記号やイメージ)をぶち込んでいくと 「3次元でも360度映像でもないのに、人間はVR感覚を味わう」という、新たな発明をしたので、ノーベル賞級の何かだと思う。 従来の作品では、「戦争と