中学受験に関してはこのブログでも再々書いているのだけれど、ぶっちゃけていえば、私自身は中学受験指導の経験がそれほど豊富とはいえない。家庭教師業、いちばんお客さんが多いのは高校受験だし、中学受験は手数ばかりかかる。高校受験のノウハウは割と確立しているので、こっちもそれを繰り返すほうが楽だ。なので、訪問指導で仕事をしていた頃には小学生が来たら、何かと口実をつけて他の講師に早い段階で交代するように心がけていた。主にスケジューリングの都合を優先すれば、それほど角もたたずに交代できる。まあ、なかには「この生徒は大学受験まで付き合いたい」と思わせてくれる生徒もいたが、それも事情で途中交代した。なので、自分の担当で合否が出るところまで教えたのは5年か6年前に本番直前の数ヶ月だけを教えた1件があるきりだった。 それがオンライン指導専任になってから、急に中学受験生が増えた。増えたといっても年に2、3人だけれ