【ベルリン小谷守彦】ベルリンのウォーウェライト市長は21日、「ベルリンの壁」崩壊から満20年の来月9日に実施する「自由の祭典」の概要を発表した。目玉イベントは、壁崩壊をモチーフにした巨大な「ドミノ倒し」。高さ2.5メートル、幅1メートル、厚さ40センチの発泡スチロール製ドミノ(重さ20キロ)約1000枚をかつて壁があった所に長さ1.5キロにわたって並べ、東欧改革の先駆けとしてポーランドに民主化をもたらしたワレサ元大統領の音頭で倒す。 祭典には、サルコジ仏大統領、メドベージェフ露大統領、ブラウン英首相、クリントン米国務長官らが出席を予定している。オバマ米大統領の出席も期待されていたが、「日程調整がつかなかった」(独首相府)という。 このほか、10月31日には、東西ドイツ再統一の立役者であるゴルバチョフ元ソ連大統領やブッシュ元米大統領、コール元独首相らを一堂に集めた式典「壁崩壊と再統一~自