エルサに女性の恋人ができれば、確実にLGBT理解は進むだろう。 ディズニーの規模はバカにできない。「薄い本」などとは当たり前だけど影響力が格段に違う。 ネット上の反応を見ると #GiveElsaAGirlfriend への反対が目立つ。Aセクシュアルを無視してる、と。 でも結局はそれだってレズビアンよりAセクシュアルを優先するということにしかならない。作品として世に出すということには必ずこの「切断」「選択」が付きまとう。唯一政治的に正しい表現とは「表現しないこと」にほかならない。表現する限り誰かは絶対に無視したり切り捨てなければならない。 反対派は(あるいは賛成派も)この表現や創作が本来的に持つ暴力性にあまりに無自覚じゃないだろうか? すこし前の出来事を思い出してほしい。 「弱者男性」なるタームがネット上で頻繁に取り上げられるようになった頃、フェミニスト側は彼らの「フェミニストは弱者男性も
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