ジンバブエの首都ハラレ(Harare)市内で、政府系日刊紙ヘラルド(The Herald)を読む男性(2008年4月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALEXANDER JOE 【2月4日 AFP】ジンバブエ当局が2012年、7年に及んだ求人期間を経てようやく絞首刑罰を執行する刑務官1人を採用していたことが2日、明らかになった。政府系日刊紙ヘラルド(Herald)が同日、矯正局幹部の発言を伝えた。 刑務官のポストは、2005年に前任者が退職してから空席となっていたが、2012年にようやく後任者が決まった。新しい刑務官についてヘラルド紙は、隣国マラウィ出身と伝えている。政府は求人広告を何度も掲載したが、実際に応募があるまでには長期間を要した。 ジンバブエ国内の刑務所に収監されている1万6902人のうち、76人は死刑囚だ。矯正局幹部は「死刑は依然執行されることになっているが、過去12年間、