他のカタログでの名称 おおぐま座77番星[1] BD +56 1627[1] FK5 483[1], HD 112185[1] HIP 62956[1], HR 4905[1] SAO 28553[1] 北斗七星はひしゃくの水汲みの側から順にバイエル符号がつけられているため、5番目に並ぶこの恒星はε星となる。 りょうけん座α2型変光星に分類され、スペクトル分類の「p」はスペクトルの特異(peculiar)を示す。このような特異なスペクトルは、恒星を構成する元素ではなく、薄い恒星の大気に含まれる、重力や放射で分離された元素によるものである[6]。これはこの星の強い磁場に関係している[6]。磁気と化学組成が5.1日の自転周期に合わせて変化して見える。もっとも、変光範囲が小さいので眼視観測では光度変化を確認することはできない。この恒星の場合は、自転軸に対して磁気軸がおよそ90度傾いており、クロム