小学館『週刊ビックコミックスピリッツ』にて「サターンリターン 」を連載中の漫画家・鳥飼茜さん。社会問題や女性の抱える鬱屈とした感情を作品にし、話題を呼んでいます。プライベートでは2018年に同じく漫画家の浅野いにおさんと再婚するも、浅野さんの希望で別居婚をしています。今回は『「寂しい」は「恥ずかしい」じゃない』をテーマに、「パートナーの有無と寂しさ」について話を伺いました。 ●「寂しい」は「恥ずかしい」じゃない 記事末尾でコメント欄オープン中です! 結婚したら孤独じゃなくなるの? ――「寂しさ」については色んな語られ方があると思いますが、今回は「パートナーの有無」にスポットを当ててお話を伺いたいと思います。 寂しい時にそれを口に出して伝え、支えてくれる相手がいないことを孤独で寂しいと思う人、とても多いように感じます。 鳥飼茜(以下、鳥飼): 以前、「婚活をしないで結婚する方法」というテーマ
孤独を感じている人は、想像を司る脳の部分が発達していることがわかった...... Solovyova-iStock <孤独は心身の健康に大きく影響することが、近年分かってきているが、認知症のリスクが高まることも分かっている......> 孤独は現実的な健康リスク クリスマスから年末年始にかけて、孤独に苛まれる人が少なくないシーズンだが、特に新型コロナウイルスの影響で、人との交流や触れ合いがかなり制限される今年はなおさらだ。近年、孤独が心身の健康に影響を与えることが複数の研究で明らかになっており、認知症のリスクが高まることも分かっている。 そこでカナダのマギル大学の研究チームは、孤独だと感じている人たちと感じていない人たちの脳を比較し、その違いを検証した。孤独を感じている人はそうでない人と比べ、想像を司る脳の部分が発達し、その部分の灰白質も厚くなっていることが分かった。結果は、学術誌ネイチャ
インタビュー 孤独を感じて、ふと「いなくなりたい…」と感じるあなたへ。視野を広げて「想像力」を高めよう /心理カウンセラー・中島輝 コロナ禍以降、とくに若い世代に「孤独感」を覚える人が増えているという研究結果があります。それこそなかには、「この世からいなくなってしまいたい…」という極論に達することも。 親しい人にも自由に会いづらくなったいま、多くの人が孤独を感じていることは想像に難くありませんが、この現象を専門家はどう見ているのでしょうか。自己肯定感研究の第一人者としても知られ、ベストセラーも多い心理カウンセラーの中島輝さんに、孤独感から自分を解放する方法と併せて解説してもらいました。 ■恐怖の感じ方には個人差があるため、思いを共有しづらい ——いま、孤独を訴えている人が増えているといわれています。なかでもとくに若い世代に顕著だという調査結果もありますが、なぜ若い世代ほど孤独を感じているの
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