オフショア開発やアウトソーシング、クラウドソーシングという言葉がまた注目を浴びています。新興国に仕事を格安で発注することが容易になっています。 価格破壊が進んでいて、日本人は戦々恐々としています。どんどん過当競争になって、単価が下がっています。以前話題になりましたが、ロゴの制作がひとつ5000円といったものも。行きつくところまで行きついた、ということでしょう。 定型的なITの開発やデザイン、翻訳や会計処理といった新興国の人でも十分できる仕事は、新興国単価に向かってどんどん価格が下がっていきます。このことに、日本が食えなくなると怒る人もいます。 グローバル化に反対するにも政府のカネは有限 一方で、新興国の人から見ると逆になります。農業や工場で働くのではなく、より単価の高いホワイトカラーの仕事をネット上で受注できるようになったのですから。彼らは、その単価でも収入は増えているのです。 かつては仕