酒類の製造販売の9団体でつくる「酒類業中央団体連絡協議会」は8月31日、アルコール飲料のテレビCMなどの出演者の年齢を、これまでの20歳以上から25歳以上に引き上げる方針を明らかにした。「ごくごく」「ぐびぐび」という効果音の使用や、のど元のアップもやめる。同日開かれた内閣府の作業部会で報告された。 酒類の広告には法規制がなく、業界が自主基準をつくっている。アルコール健康障害対策基本法をもとに設置された専門家による作業部会の意見を踏まえ、協議会が議論してきた。 出演者の年齢の下限を25歳にするのは、「若いタレントのCMは、未成年者にも飲酒への関心を高めている」と指摘されたため。18歳から飲酒できるオーストラリアと、21歳からの米国では、「明らかな成人」としてCMに登場できるのは25歳以上と定めていることを参考にした。 「ごくごく」などの効果音やのど元のアップをやめるのは、「アルコールを
科学哲学を専門的に学びたい高校生・大学生・社会人のために (随時更新) 菅原裕輝(大阪大学COデザインセンター) [最終更新日:2017年7月1日] 0.はじめに Q1.「科学哲学」とは? A1.ここでは「科学を哲学的枠組み(認識論・存在論・倫理学・論理学的観点)から分析する学問分野である」とする。 [参考] 「科学哲学は、科学に関わる問題を扱う哲学である。科学哲学が取り組む問題には異なった二つのタイプがある。まず、科学一般の本性に関わる問題に取り組む哲学者がいる。彼らの扱う問いとは、理論上のモノ(entity)は実在するのか、科学は真理を探求しているのか、科学的な方法なるものが存在するのか、などである。次に、個別の科学で生じる哲学的問題に取り組む哲学者たちもいる。たとえば物理学の哲学者は、相対性理論や量子力学にどのような解釈が可能かについて頭を悩ませる。そして生物学の哲学者は、生物種の定
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