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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (4)

  • プラトンにとって、芸術は一種の魔術だった: DESIGN IT! w/LOVE

    ひとつ前の記事で紹介した『モナリザの秘密』というのなかで、著者のダニエル・アラスはこんなことを言っている。 14世紀初頭から19世紀末にかけてのヨーロッパ絵画を特徴づけるのは、それが自然の模倣という原理のもとで描かれているということです。 一見どうということのない当たり前のことを言っているようにも思える。 だから、つい読み飛ばしそうになる一節だが、これ、ちょっと立ち止まって考えてみると結構いろんな疑問が浮かび上がってくる発言だと思う。 例えば、 「14世紀初頭から19世紀末にかけて」がそうだったら、その前はどうで、その後はどうなのか?とかというか「ヨーロッパ絵画」というけど、絵画以外ではどうなの?とかで、結局のところ、それはどういうことなの?とかとか ちょっとした文章でも読み飛ばさず、疑問をもって考えてみることって大事だよねと思う。 で、ひとつひとつ考えてみると、それぞれこんな風に答える

    dal
    dal 2017/01/16
  • プロセスをマネジメントしたければプロセスを削れ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 プロセスマネジメントにありがちな間違いのひとつに、ミスを減らそうとして、そのチェックをするプロセスを増やしてしまうということがある。 もちろん、すべての場合にそれが間違いというわけではない。 そのチェックが機械によって自動的に行われるのであれば大丈夫だし、そもそものプロセスが単純なものであれば、ひとつ工程が増えても大きな問題にはならない。 ミスを減らそうとして、そのチェックをするプロセスを増やしてしまうことが問題になるのは、そのミスが実はすでに多すぎて複雑な工程からなるプロセスそのものが負担となり、業務の遂行を圧迫しているケースだ。 すでに多すぎて複雑すぎるところに新たにチェック工程など追加すれば、業務の圧迫度合いはより大きくなり、また違うところでミスが起きやすくなるのは目

  • それは脚気ではない: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 打てども響かないというか、知的な意味での脚気なんじゅないかと思うくらい、リアクションのできない人がたまにいます。 いろいろ理由があるのですが、その場合、ひとつ困ったなと思うのは、人が興味があると思っていることと実際に興味があることの間にギャップがあるのに人が気づかないことが理由になっているケースがあるということです。 膝を叩いても反応しないのは脚気ですが、膝をくすぐって反応しないのは脚気とはいいません。単にくすぐりに対して感度がにぶいだけでしょう。 それと同じように、反応できないのは、そもそも対象となる刺激に対するセンサーを持っていないというケースが思っている以上にあると思うのです。つまり、そもそも興味がないから反応できないんだけど、人はなぜか自分は興味があるのだと疑

    dal
    dal 2010/01/17
    デザインが好きなのではなくてデザイナーが好きであるとかそういった類かも。/好きじゃ無ければやらなくていい訳ではないから面倒ですね。
  • メタ認知や抽象的思考ができない人が心がけ実践すべき3つの事柄: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 自分で物事を考えて答えを出すということができない人というのがいる。「思考停止」なんて言葉もあるけど、そういう人たちにとって「停止」は動いていた状態からの変化を示す"stop"ではなく、そもそものはじめから思考がスタートしていない場合が多く、最初から思考が働いていない。 そうした人たちに共通するのは、メタ認知ができないこと、抽象的な思考を苦手とすることだとだと思います。見たまんまのことしか考えられない。だから、手法を扱えないし、戦略的な話ができない。 そうした人びとは、抽象的な記述や理論的な話題に対する想像力が著しく欠けていて、それが世界の記述であることをイメージできずに、すぐに「具体的な事例がないとわからない」という。それが自分のメタ認知や抽象的思考力の欠如からくる想像力の

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