生活維持省に見せかけた詐欺のようなものに会いかけました。 先日、自宅でテレビを見ていると、家のチャイムが鳴り「公務でこちらに参りました」という声が聞こえました。 公務員が直々に私の自宅などに来ると言うことは「ああ、ついに私も生活維持省に選ばれてしまったのか」と、私は思ったのですがどうも違うようです。 ドアを開けて話を聞いてみると、いらっしゃった方は区役所の戸籍課の人だと言うのです。 そして私に死亡予告証を届けに来たということでした。 「そういう仕事は生活維持省がやっているんではないのですか?」と訪ねると、「最近になって区役所の戸籍課の仕事に変わった。『イキガミ』という言葉をお聞きになったことがあるでしょう?」と言うのです。 生活維持省のことをシニガミと通称するのは知っていましたが、イキガミなんてものは初めて聞きました。 話を聞いてみても、対象者は完全なランダムで選ばれるはずなのに、今は若者