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2017年2月11日のブックマーク (2件)

  • JASRACの「演奏権」は自然権か

    JASRACが音楽教室から著作権料を徴収する方針を決めたことに対して、ヤマハや河合楽器など大手の音楽教室が反発している。ネット上でも批判が圧倒的に多いが、これに敢然と反論したのがJASRAC理事の玉井克哉氏だ。 「放置」していたのではありません。こころよく払ってくださる事業者もあるのに、最大手で全国に何千もの教室を展開し、数百億の売上を挙げている事業者が「ビタ一文払わん」と頑強におっしゃる。十年以上お願いしても態度が変わらない。これでは正直者が馬鹿を見るので、腰を上げるしかったのです。 https://t.co/Au3kcUPht4 — 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2017年2月3日 もちろん彼は中立の立場ではないが、業は東大教授。「天下り」でも「ロビイスト」でもない。私もJASRACには悪い印象しかないが、今回の件については玉井氏の意見が正しいと思

    JASRACの「演奏権」は自然権か
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2017/02/11
    「ロックの主張したproperty~自己労働の生産物として正当化」土地所有権は自然権ではない。「それ以外のモデルでは分権的な解決が困難」完備契約が不可能ゆえ紛争が起こった場合に法廷で立証可能(verifiable)な権利として
  • 世界経済は「アナーキーという均衡」に向かう

    安倍首相が、トランプ大統領と日米首脳会談を行う。TPPが焦点だが、もうトランプが正式に破棄したので、日米FTAで仕切り直すしかないだろう。世界が1930年代のようなブロック経済に向かうことは、一時的には避けられない。これで世界は大混乱の不均衡状態になると思っている人が多いが、逆である。世界はナッシュ均衡に向かうのだ。 ナッシュ均衡は直観的にいうと部分最適で、全体最適とは必ずしも一致しない。上の図(数字は日のペイオフ)で、アメリカが自由貿易のとき日だけ保護貿易にして輸入関税を上げると、一時的には税収が上がって国内業者は喜ぶ(右上)。ところがアメリカも同じだから、両方とも保護貿易(左上)が唯一のナッシュ均衡になるが、これは全体最適である自由貿易(右下)に劣る。 このおなじみのパラドックスは「囚人のジレンマ」だけでなく、かなり広いクラスのゲーム(共通利益ゲーム)で成立し、万能の解決策は存在し

    世界経済は「アナーキーという均衡」に向かう
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2017/02/11
    「保護主義は合理的だという不都合な事実」部分最適はやがて破綻?「各国のエリートの合意で全体最適(パレート支配均衡)を維持するのが、国連やWTOなどのリベラルな国際主義」紳士協定?コミュニケーションする貴族