IIJは9月5日、開発言語としてRubyが利用できるPaaSの新サービス「MOGOK」を秋からベータサービスとして提供開始することを明らかにした。島根県松江市で始まった「RubyWorld Conference 2011」で、同社サービス本部の藤原秀一氏が講演でサービスの提供予定や技術的な詳細を話した。秋にも予定しているオープンベータ版では、当初サービスを無償で提供する。その後、2012年の第2四半期をめどに有償サービスを開始する。プロセス数、メモリ容量、データベース容量などの追加リソースを有料サービスとして提供予定という。 MOGOKは、同社がすでに提供しているクラウドサービス「IIJ GIO」と共通のサーバ基盤で提供するPaaS。Ruby on Railsアプリケーションの開発支援環境と実行環境を提供する。サーバへのアプリケーションのデプロイは、コマンドラインツールを使ってGitリポジ
何故かIIJの次世代データセンタの実験施設に招待されたので見学してきた。 Geekなページのあきみちさんや東工大の首藤先生などその方面で有名な方々が集っている中、どうして私が呼ばれたんだろうと思ったがどう考えてもOpenBSD枠ですね本当にありがとうございました。 ◯お話を聞いた ・従来型のデータセンターの課題 建物の建築費用が高く、一度にまとめて広いフロアを建設しなければならず、建設にも一年単位の時間がかかるので需要に合わせた供給を行なうのが難しい。 この為、需要を見越して先行投資する事になるが、そうすると運用開始してすぐに利用率を100%にする事は難しい。埋まるまで商売苦しい><; IT機器にかかる電力と同じかそれ以上の電力を冷却に費やしている。 また、IT機器の小型化・発熱量の増大に冷却システムが追いついておらず、42Uにぎっちりサーバを詰め込むような運用が難しい。 ラックスペースを
IIJさんが自社のクラウドサービスIIJ GIOに利用するために開発と実証実験を行っているコンテナ型データセンターの見学会に参加してきました。 IIJさんは、あえてコンテナ型データセンターとは呼ばずに次世代モジュール型エコ・データセンターと呼んでいます、理由は後で出てきます。 今回見学させて頂いた施設は、保安上の理由から場所は原則非公開です。(中部地区某所ってところまでは公開してOK) 現在建設中の本番データセンターの場所は、寒からず・暑からずの中国地方だそうです。(ネットで検索すると自治体名まで出てきます) 施設に到着して、実際に見学する前に、レクチャーを受けました。内容を抜粋すると以下のような感じです。 なぜIIJはコンテナ型データセンターをつくるのか? 従来のデータセンターは、建築コストが高い 従来のデータセンターは、一度にまとめて広いフロアを建設しないといけない 従来のデータセンタ
インターネットイニシアティブは2009年11月26日、東芝など4社と共同してコンテナ型データセンターの実証実験を2010年2月から開始すると発表した。サーバーの冷却に外気を使用するため、電力消費効率が良いという。実証実験は日本の中部地方で行う。コンテナ1台に数百台のサーバーが収納可能で、2011年3月には4000台のサーバーを稼働する計画だ。 コンテナ型データセンターの各構成要素に関しては、日本軽金属グループのエヌ・エル・エム・エカル(NLMエカル)がコンテナきょう体を、東芝が外気冷却方式を使う空調設備を、能美防災が防災設備を、河村電器がラックと電気設備を担当する。データセンターの運用はIIJが行い、同社のクラウドサービス「IIJ GIO」に使用する。 通年で外気冷却を利用するため、従来型のデータセンターに比べて初期投資が40%削減されるという。データセンターの電力利用効率を示すPUE(P
インターネット接続事業者のNECビッグローブ、ニフティ、インターネットイニシアティブの3社が、メールや課金などの中核システムを統合する方向で調整をしていることが11日、明らかになった。 近く合意する見通し。3社は2011年(平成23年)をめどにシステムを統合する。ネット接続サービスが成熟市場になるなか、3社はシステム統合でコスト圧縮を図り、競争力を高める考え。統合により、設備費用を2割程度圧縮できるとみている。 各サービスのブランドや、利用者のメールアドレスなどは変わらないが、利用者がひとつのパスワードやIDで、複数サイトでのコンテンツの有料販売サービスを利用できるようにするなど、サービスの利便性を高める。 3社は資本提携も検討しているほか、今後他の事業者に対してもシステム統合への参加を呼びかける方針だという。 携帯電話経由でのインターネット利用者数が、パソコン経由の利用者数を上回
インターネットイニシアティブは27日、法人向けダイアルアップ接続サービスと個人向けの接続サービスのユーザを対象に、無償でIPv6によるインターネットアクセスを実現する「IPv6仮想アクセス」の提供を開始した。 「IPv6仮想アクセス」は、ユーザとIIJバックボーンの間で、IPv6のパケットをIPv4でカプセル化して通信を行う「トンネリング」によるIPv6接続を実現する機能。対象サービスを契約し、さらに対象OSに付随している接続機能を利用することで、IIJから動的なIPv6アドレスが端末に割り当てられ、IPv6によるインターネット接続が可能となる。すでに対象サービスを利用していれば追加申し込みの必要はなく、端末にあらたに専用のソフトウェアをインストールする必要もないため、手軽に利用可能とのこと。IIJ独自開発のネットワーク接続ツール「IIJモバイル セキュアリンク」を利用している場合は、画面
IIJはインターネットの基盤技術に関する技術動向やセキュリティ情報を発信する技術レポートの提供を開始。刊行周期は年4回(季刊)。希望者にはPDFおよび冊子として無償で配布される。 インターネットイニシアティブ(IIJ)は、「Internet Infrastructure Review(インタネットインフラストラクチャレビュー」を発行し、10月7日より無償で配布する。PDF、あるいは冊子の形で希望者に提供される。 同誌は、インターネットの基盤技術に関する技術動向やセキュリティ情報を発信する新媒体。IIJがインシデント観測の仕組みで収集した各種攻撃の傾向や対策に関する情報や、インターネットバックボーンの運用を通して蓄積した技術的知見などを定期的に発信し、インターネットが抱える技術的課題についての認識を読者と共有することを目的にするという。 IIJでは、DDoS攻撃(分散サービス妨害攻撃)の大規
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2008年08月28日、メールシステムに送信ドメイン認証技術「SPF/Sender ID」を実装したメールフィルタプログラムを独自開発、オープンソースソフトウェアとして無償公開した。ライセンスはBSD。送信元を詐称した迷惑メールへの対策として、企業やISPへの導入を促進する。 公開したのは、SPF/Sender ID認証用ライブラリと、このライブラリを利用したSendmail/Postfix用のメールフィルタプログラムの2点。ともにメール受信側に導入する。同社が2006年から商用サービス向けに適用しているメールフィルタ機能がベースで、厳しい商用サービス環境下でも安定稼働する品質という。 今後は、電子署名ベースの送信ドメイン認証技術「DKIM」に対応したメールフィルタプログラムの公開など、企業やISPの要求仕様にあった機能を随時強化していく予定。 送信
インターネットイニシアティブ(IIJ)は3月28日、高画質コンテンツとそれを再生できるPCやデジタルテレビの市場拡大に対応するため、高画質コンテンツ配信プラットフォームを新たに構築すると発表した。 第1弾として、PtoP技術を応用した配信システム「SkeedCast」によるダウンロード型配信サービスの提供を4月から開始する。これは、高画質コンテンツの配信には通信品質の影響を受けにくいダウンロード配信が一般的に適しているとの判断によるもの。 SkeedCastは、ドリームボートによるPtoP技術を応用したコンテンツ配信システム。配信ネットワークを「コンテンツ提供者」「配信ネットワーク」「視聴者」に分離して管理することで、高画質コンテンツを安全で効率的にダウンロード配信できる。また、アップロードをコンテンツ提供者に限定し、視聴期限の過ぎたコンテンツをすべて削除できる。 視聴者は、コンテンツのダ
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