「全国的には知られていないと思いますが、兵庫県の政界に激震が走っています。知事に国会議員、とんでもないことになるかもしれない」――そう話すのは、自民党のある兵庫県連幹部。手にしていたのは『県議(中央区) 自由民主党公認 三浦将太候補 自殺の真相』と題された真偽不明の「怪文書」だ。 ■不可解な死と怪文書 亡くなったのは、昨年末まで兵庫県の県職員として農林水産部の主査などを務めていた三浦将太氏。民党兵庫1区選出の盛山正仁衆議院議員の秘書に転じた三浦氏は、4月の県議選で、神戸市中央区選挙区から自民党公認候補として出馬することになっていたが、2月末に自宅で死亡しているのが発見された。自殺とみられている。 三浦氏のSNS投稿を見ると、県議選に向けて意欲を燃やしていたのがよくわかる。 “2連ポスターのご協力ありがとうございます” “各訪問先でこれからの政治に期待することを聞かせていただきました” 三浦
