【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は13日、国連のグテレス事務総長に対し、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の戦闘地域からの撤退を要求した。ビデオ声明で述べた。

ガザ地区を実効支配し、イスラエルとの戦闘を続けるハマスは31日、ハニーヤ最高幹部がイスラエルによる攻撃で殺害されたと発表しました。 ハニーヤ最高幹部はハマスの後ろ盾となってきたイランのペゼシュキアン新大統領の宣誓式に出席するため、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラやイエメンの反政府勢力フーシ派などイスラエルと敵対する武装組織の代表とともにイランの首都テヘランを訪れていました。 イランの国営新聞は、ハニーヤ最高幹部はテヘラン北部にある建物に宿泊していたところ、現地時間の31日の午前2時ごろ、空中から発射された物体によって暗殺されたとしています。 また、レバノンのメディアはイランの情報筋の話としてハニーヤ最高幹部はミサイル攻撃で暗殺されたと伝えています。 ハマスの軍事部門は声明で「イランの首都でのハニーヤ最高幹部の暗殺は、戦いを新たな次元に引き上げ、地域全体に甚大な影響を及ぼす危険な行為
アメリカ連邦下院は4日、国際刑事裁判所(ICC)関係者への制裁を可能にする法案を可決した。ICCがイスラエル政府首脳の逮捕状を請求したことを受けた措置。
ほとんどの人にとって、真実とは事実に合致する陳述を意味する。「私は今、セントヘレナ島でナポレオンの邸宅を見ている」という言葉が真実となるためには、その人が本当にそうしていなければならない。一方、ポストモダン哲学者は、真実/非真実は陳述そのものの属性ではないと主張し、それ自体は真実でもなく偽りでもないある言説が、いかなる真理で構成されているのかを歴史的に調べることが重要だと考える。科学は実験的な手続きを通じて、明確に公式化された用語で特定の命題を真理として確立する。宗教は複雑な修辞学的な方式によって、私たちが慈悲深い神的な存在の統制する世界に住んでいるという経験を生成することで、いわゆる「真理」を確立する。 真実に対する一般的な観点とポストモダンの歴史主義的な相対主義の間には、別の道があるのだろうか。精神分析学がヒントを与えてくれる。精神分析家は、真実(来談者の症状を説明する解釈)を適切な時
イスラエル軍に誤って射殺された人質の一人で、ドラマーだったヨタム・ハイムさん/Hostages and Missing Families Forum (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区で先週イスラエル軍に誤って射殺された人質の一人の母親がこのほど、銃撃に関与した部隊にメッセージを送り、「今回起きたことはどれも、あなた方の過ちでは全くない」と呼び掛けた。 発言したのは、亡くなったヨタム・ハイムさん(享年28)の母親イリスさん。この事案ではイスラム組織ハマスに拉致されたイスラエル人男性3人が犠牲になった。 イリスさんは音声のメッセージで「あなたたちを深く愛している、遠くから抱きしめているとの思いを伝えたかった。今回起きたことはどれも、あなた方の過ちでは全くない。ハマス以外の誰の責任でもない。ハマスの名前と記憶が地球上から抹消されることを望む」と語った。 さらに「ユダヤ民族を助ける最善の行動を
国連安全保障理事会で8日、ガザ地区の即時停戦を求める決議案の採決が行われた/Charly Triballeau/AFP/Getty Images (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区の民間人死者数を巡る懸念が強まる中、国連安全保障理事会で8日、即時停戦を求める決議案が採決されたものの、米国が拒否権を行使した。 13カ国が決議案に賛同した。英国は棄権した。 アラブ首長国連邦(UAE)が提案した決議案では「即時の人道的停戦」「すべての人質の即時無条件解放」「人道的アクセスの確保」を求めていた。 少なくとも97カ国がこの取り組みに賛同し、UAEとともに共同提案国に名を連ねた。 米国はこれより前、決議案への不支持を示唆していた。拒否権を持つ安保理常任理事国5カ国の一角を占める米国は、「停戦」の呼び掛けに応じない姿勢を繰り返し表明。イスラム組織ハマスのテロ攻撃を受けたイスラエルには自衛の権利があると
メリッサ・バレラ - Jamie McCarthy / WireImage / Getty Images イスラム組織ハマスによる大規模な奇襲攻撃後、ガザ地区への激しい空爆と地上侵攻を続けてきたイスラエルを「大量虐殺」と非難したメキシコ人女優メリッサ・バレラが、映画『スクリーム』シリーズ第7弾から解雇された。 【画像】美しい…メリッサ・バレラ The Hollywood Reporter によると、『イン・ザ・ハイツ』でも知られるメリッサは「ガザは現在、強制収容所のように扱われている。皆を追い詰め、逃げ場はなく、電気や水もない」「人々は歴史から何も学んでいない。そしてその歴史通り、全てが起こるのをただ黙って観ているだけ。これは大量虐殺で、民族浄化だ」などとInstagramストーリーで声を上げていたのだという。 ADVERTISEMENT ハリウッドは基本的に親イスラエルであり、メリッサの
国連本部で記者団の質問に答えるイスラエルのエルダン国連大使(中央)=ニューヨークで2023年10月24日、八田浩輔撮影 イスラエルのエルダン国連大使は24日、国連安全保障理事会の演説でイスラム組織ハマスによるテロ攻撃を「容認」するような発言があったと主張し、グテレス事務総長の辞任を求めた。ニューヨークの国連本部を訪れていた同国のコーヘン外相も抗議の意思を示し、予定されていたグテレス氏との会談をキャンセルする考えを示した。国連本部で記者団に語った。 グテレス氏はこの日の演説で、ハマスによるテロを「正当化することはできない」と指摘しつつ「ハマスの攻撃は、何もないところから起きたわけではないと認識することも重要だ」と言及。パレスチナの人々について「56年間、息苦しい占領下に置かれてきた」とした上で「自分たちの苦境を政治的に解決したいという希望は消えつつある」とも述べていた。
イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突をめぐり、国連安全保障理事会では人道支援のための戦闘の一時的な停止などを求める決議案の採決が行われ、15か国のうち日本を含む12か国が賛成しましたが、アメリカが拒否権を行使して否決されました。アメリカは、イスラエルの自衛権に言及がないなどと主張しましたが、各国からは遺憾の意が表明されました。 イスラエルとハマスの衝突をめぐっては、国連安保理に議長国のブラジルが ▽ハマスによる攻撃や誘拐を非難し人質の解放を求める一方で ▽人道支援のための戦闘の一時的な停止や ▽イスラエルがガザ地区北部の住民に出した退避通告を撤回するよう求める決議案を、提出していました。 採決は18日午前、日本時間の18日夜に行われ、理事国15か国のうち ▽日本やフランスなど12か国が賛成し ▽ロシアとイギリスが棄権しましたが ▽常任理事国のアメリカが拒否権を行使し、決議案は否決されました
(CNN) 英公共放送BBCは13日、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突を取材していた記者らがテルアビブでイスラエル警察に銃口を突きつけられ、暴行を受けたと発表した。 BBCによると、この事案が起きたのは12日夜。3人からなる記者のチームは「メディアと明示された」車でホテルに向かっていた。 取材チームは停車を命じられた際、「車から引きずり出されて」捜索を受け、壁に押しつけられた。記者の一人がこの様子を撮影しようとしたところ、警官は記者の電話を地面に投げ捨てたという。 BBCの広報はCNNに寄せた声明で「ジャーナリストはイスラエル・ガザ紛争を自由に報道できなければならない」と述べた。 イスラエル警察の報道官にコメントを求めたものの、現時点で返答はない。 レバノン南部では、イスラエル軍の砲撃でロイター通信の映像記者1人が死亡、記者6人が負傷する事案も起きており、イスラエルの対応に疑問の声が出
【「日本国際ボランティアセンター (JVC)」さんの緊急支援要請】 ガザ地区での活動実績がしっかりしている日本のNGOです https://www.ngo-jvc.net/news/news/202310_gaza.html 起きたことに、衝撃を受けすぎて、言葉にならない、ということは、日常にあふれている。ネットなどでよく、「語彙力をなくす」というスラングで描写されるあれである。 10月7日の出来事は、その最たるものだった。 Twitterのログを見返したが、そのときのものは何もない。最近はMastodonに切り替えつつあるのでMastodonに書いたかと言えば、そっちにもない。速報としてスマホに配信されてきた短い文面を見て、「え」と声に出したことは覚えている。そのあとは「マジで?」と思い、BBC Newsの速報を一読して「何これ」と思い、もう一度読んで「は?」と思った。 そして「いやいや
ガザを実効支配するハマスからの攻撃に対しイスラエルが空爆などで応戦、双方で膨大な犠牲者が出ている/CNN パレスチナ自治区ガザ(CNN) 爆発の衝撃で自宅が揺れ、ノートパソコンが吹き飛んで、粉々に割れたガラスや破片の上に落下した。点滅する画面に目をやって私はため息をつき、また1台のコンピューターに、そしてこの原稿に、死を宣告することも覚悟した。私はパソコンを床からそっと拾い上げると、何とか命を吹き返させた。そして執筆を続けている。 ガザにいる私たちはこの5日間、誰もがニュースにくぎ付けになり、攻撃と反撃が交わされ、境界の両側で死者が増えていく様子を信じられない思いで見守っている。暴力は毎回、違う始まり方をする。だがここでの終わり方はいつも同じだ。パレスチナ人が重い代償を負う。私たちは永久に悲劇的な結末を予期しながら生きている。 今、私は原稿を書いている。なぜなら執筆は生命線であり、この数日
イスラエルのベツァレル・スモトリッチ財務相(2023年3月20日撮影)。(c)GIL COHEN-MAGEN / AFP 【3月22日 AFP】米国務省のベイダント・パテル(Vedant Patel)報道官は21日、イスラエルのベツァレル・スモトリッチ(Bezalel Smotrich)財務相がパレスチナ人の存在を否定したのを「危険だ」と非難した。 ソーシャルメディアで拡散された動画によれば、極右のスモトリッチ氏は19日、私的に訪問した仏パリで、スモトリッチ氏はフランス系イスラエル人のシオニスト活動家ジャック・クプファー(Jacques Kupfer)氏の発言を引用し、「パレスチナ人というものはいない。パレスチナ人は存在しないのだから」と述べた。 これを受けてパテル氏は、「攻撃的」で「不正確であるだけではなく、深く憂慮すべき危険な発言だ」と批判。「パレスチナ人には豊かな歴史と文化があり、米
ハマスによるイスラエル領内での凄惨なテロ攻撃に対して、イスラエルが苛烈な報復攻撃を始めた。ハマス(あるいは「ハマス等テロリスト勢力」)のテロ攻撃は凄惨であるだけではない。ガザ地区住民の生活を犠牲にして、イスラエルの過剰反応を引き出すことを狙った行為だと言わざるを得ない点で、極めて残忍なものだったと言える。 ハマスの勢力は、ガザ地区内でも、海外からの支援の面でも、減退気味であった。暴発的な作戦を行い、イスラエルに過激な反応をさせることによって、あらためて存在感を高めることを狙った行為であったと言える。それに対し、イスラエル政府も、イスラエルとの連帯を表明した欧米諸国も、ハマスの計算通りに過剰反応しようとしているようだ。 イスラエルでは、悪評高い司法改革で、ネタニヤフ首相が支持を失っていたところだった。自らの保身のための起死回生の作戦とすることを狙っているかのような扇動的な態度で、ハマス撲滅の
イスラエルのネタニヤフ首相は11日の緊急政府と戦時内閣の発足後、イスラム組織ハマスを壊滅させると公約し、ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの大規模な地上攻撃を示唆する趣旨の発言を行った。 ネタニヤフ首相は夜遅くにガラント国防相およびガンツ前国防相と共にブリーフィングに臨み、「ハマスのテロリストは残らず亡き者とする」と述べた。 ハマスがイスラエルに対し大規模攻撃を開始してから5日目となる中、今回の衝突による死者数は過去半世紀で最多となっている。双方はガザ地区との境界に集結するイスラエル軍とハマスとの対決に備えており、週末にハマスに連れ去られた数多くの人質の運命が危険にさらされている。 ガンツ前国防相は「戦時と平時があるが、今は戦時だ」と述べた。ガラント国防相は「われわれは彼らを地球上から抹殺する」と述べ、3人の中で最も強い言葉を使った。
去年10月7日にパレスチナのイスラム組織ハマスがイスラエルに大規模な襲撃を仕掛け、これに対してイスラエルがハマスの壊滅と人質の奪還を掲げてガザ地区への大規模な攻撃を始めてから1年。 ガザ地区は壊滅状態になり、死者は少なくとも4万1000人に上っていますが、激しい攻撃はいまも続いています。 さらに、イスラエルはハマスを支持する勢力を排除しようと隣国レバノンへの侵攻にも踏み切り、また長年対立してきたイランとの攻撃の応酬も繰り返して、中東全体が戦火に包まれる懸念が高まっています。 そもそも「世界で最も解決が困難」といわれてきたパレスチナ問題とは何なのか。 なぜイスラエルとパレスチナは凄惨な対立の歴史を繰り返してきたのか。 かつてエルサレムにも駐在し、この問題を取材し続けてきた鴨志田郷解説委員が分かりやすく解説します。 ※この記事はNHKのWEBサイト「大学生とつくる就活応援ニュースゼミ」の中で2
ウクライナ国防省情報総局は9日「ウクライナの信用を傷つけるためロシアが戦場で鹵獲した欧米製兵器をハマスに引き渡した。ロシアは今後『ウクライナが西側諸国から受け取った武器をテロリストに売りつけている』と偽情報を広めるだろう」と警告した。 参考:Россияне передали ХАМАС трофейное оружие для дискредитации Украины – разведка 今のところハマスが「西側製兵器」を使用しているという報告はないウクライナ国防省情報総局は9日「ロシアが戦場で鹵獲した欧米製兵器をハマスに引き渡した。これはウクライナの信用を傷つけて西側諸国による武器支援に影響を与えるための計画で、ロシアは今後『ウクライナが西側諸国から受け取った武器をテロリストに売りつけている』と偽情報を広めるだろう。さらに偽情報の信ぴょう性を高めるため『ロシアに逃亡した裏切り者(ウ
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