東京都は30日、国内感染が拡大したデング熱で、先月4日から大半を閉鎖していた代々木公園(渋谷区)について、31日午前9時から閉鎖を解除すると発表した。ウイルスを保有した蚊は9月18日を最後に園内で確認されていないことなどから、安全だと判断した。 都は感染が確認された8月末以降、同公園で週に1度、蚊を採取していたが、9月下旬以降はウイルスを持つ蚊は確認されていないほか、今週は気温が下がって蚊を採集できなかった。蚊に注意を促す看板は当面は残し、蚊が生息しやすい水たまりなどを中心にこまめに清掃を続けるという。